くすんで、何かのコピーになるとは、アイドルマスターシャイニーカラーズに登場するプロデューサー(シャニP)の台詞である。
概要
七草にちかのWing編共通コミュ“grab your chance!”での台詞。
営業でCDショップを訪れていたシャニP。帰り際に八雲ななみと名乗る七草にちかという一人の店員から「283プロでアイドルを目指したい」と監禁&恫喝され頼み込まれ、アイドルの登竜門“W.I.N.G.”で優勝するという条件で半ば無理矢理プロデュースすることになる。
grab your chance!
シャニPの側で、「ティ・タ・タ・ティ・ティ・ティ パ・ダ・ダ・ダ――ah☆」と踊ってみせるにちか。そんな彼女を見ながら、シャニPは何か違和感を感じていた。
「最初は、こんなものなんだろうか」
「とても明るくて、楽しそうで みずみずしい輝きに満ちていて」
「でも、パフォーマンスをした瞬間に――――」
「くすんで、何かのコピーになる」
程なくして、シャニPはにちかが"八雲なみ"という伝説のアイドルに憧れていることを知る。にちかは八雲なみの模倣をしていたのだ。
“W.I.N.G.”編は最初に遊べるプロデュースで、各アイドルをW.I.N.G.優勝まで導くという内容である。その過程でアイドルたちは、アイドルとしてのやりがいや自身も気付かなかった魅力を発見するなどの成長をしていく。無理をして体調を崩したりうまくパフォーマンスできなかったりという挫折もあるが、プロデューサーがフォローしたり打開策を与えることで解決し、結果的には「アイドルをやってよかった」「これからも頑張っていきたい」という明るい流れで終わるのがW.I.N.G.編である。
しかし、にちかはどこまでも特長のない“平凡な少女”として描かれており、それを表したのが「くすんだコピー」という評価なのだ。身の丈に合わないアイドルを、八雲なみのような存在を目指す彼女は心身ともにボロボロになっていく。担当アイドルを褒めたり、解決策をうまく導くことに長けたシャニPですら特長を発見できず、W.I.N.G.選考の進行に比例して疲弊するにちかを見ながらついに神頼みを始める始末。
そして、にちかとシャニPのプロデュースの雲行きはどんどん怪しくなっていく。
ニコニコ動画では
シャニPに音声は用意されていないため、音声素材として使われることはほぼない(アニメ化が予定されているが、アニメににちかは登場しないためこの台詞も出てこないと思われる)。にちかMADではまれに「コピー」や「偽物」という単語が使われていたり、コメントが書き込まれたりする。
関連項目
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