なんかとは、なんか「なんか」である。
なんか概要
なんかすごい科学者が、なんか研究をした結果、なんか生まれてしまった新しい概念が「なんか」である。
なんか詳細
物語を構成するものの中に、設定というものがある。世界観や歴史、力学的法則などがきちんと説明されて、初めて設定に説得力を持たせることができる。
にも関わらず、それらの説明が適当で、何を言っているのかがさっぱりわからないコンテンツも少なくない。そうしたいい加減、あるいは取って付けた設定の詳細について言及するための魔法の言葉が「なんか」である。
使用例
・なんか細菌がばらまかれたので、なんか軍隊が出動して、なんか血清を作るために、なんか怪物を追いかける。
・なんか預言者が予言したので、なんか世界が壊れるらしいから、なんか力を持ったヒーローが、なんか世界を救う。
・なんかマッドな天才が、なんかウィルスの研究をしてたら、なんかすごい怪物ができちゃって、なんか街が壊滅したけど、なんか地震が起きて、なんか世界は救われた。
なんか注意点
設定が適当だったり、いい加減だったりすることは、必ずしも悪いことではない。
ご都合主義的展開だって、結局は面白ければそれでよいはず。変に設定にこだわり、それを説明することだけに終始するくらいなら、多少の意味不明さはお客さんも大目に見てくれるだろう。
ここで言う「なんか」というのは、面白さには一切関係ない設定にこだわったり、本当に必要な説明をしなかったりしたものである。
とりあえず、シナリオなり脚本なりネームなりは、作品を作る前に誰かに見てもらおう。そして、批判的な声にも耳を傾けるのが製作者としての誠実さである。
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