カットバンとは、佐賀県鹿島市にある「祐徳薬品」が製造・販売している医薬品の絆創膏である。
概要
昭和32年に前身の「ユートクバン」が祐徳薬品から発売。その後、昭和36年に「カットバン」として新生する。
基本的に布絆創膏の「新カットバンA」が主流であり、ビニール製はやや少ない。中には防水タイプや大きいタイプなど存在。
訪問販売の薬品箱に2,3箱入っている場合がある。(なぜかリバテープと一緒。)
別名としての「カットバン」
この「カットバン」は本来は商品名であるが、佐賀県を中心に東北や中国・四国、九州の一部など、様々な場所で絆創膏の別名として親しまれている。
何故東北全県で九州地方から発売された「カットバン」という言葉が広まったかは不明。(東北拡大は昭和50年代ごろ。)
一応、東京にも本社があるので関東にもカットバンはあるのだが、バンドエイドが主流の東京では「カットバン貼って」とは通じない。
佐賀県が本拠地ではあるが、福岡県など九州の一部地域では「カットバン」と「リバテープ」が混同している。これは熊本県の会社が製造する「リバテープ」が九州に広まっているため。
北海道ではいずれでもなく、ライオンがかつて販売していた「サビオ」が一般的に広まっている。富山県では「キズバン」と呼ばれる。
関連商品
関連項目
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