概要
効果モンスター 星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200 (1):相手モンスターの攻撃宣言時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 その攻撃モンスターを守備表示にする。 (2):儀式召喚を行う場合、必要なレベル分のモンスターの内の1体として、 墓地のこのカードを除外できる。
遊戯王カードwikiより引用
2015年7月18日発売のディメンション・オブ・カオスで登場したカード。相手の攻撃を1度止められる防御札としての効果と、儀式召喚のサポート効果の2つを持つ。しかしながら、手札1枚で相手の攻撃1発止めるだけでは割に合わない部分もあり、仮に類似の防御札を使うとしても、1枚ですべて止められるバトルフェーダーや速攻のかかしetc…がほとんどの場合で優先される。儀式召喚のレベル合わせとして使える効果も星1であるため役立つ場面は少なく、儀式デッキの防御札といえばこれ!という感じにもならない。
総じてあまり強くもなく目立たないカードという印象であったが…。
デュエルリンクスにおいて
PC・スマートフォン向けゲームである遊戯王デュエルリンクスにおいて、なんとクリボールは大活躍している。実装はサービス開始時の最初のパックである「アルティメット・ライジング」であり、レア度は最高のUR。類似の効果持ちのカードがあまり増えていないというのもあるが(カイトロイドという未OCG化カードが配られておりライバル)、公式のランク戦カード使用率ランキングではこの記事を書いている2020年4月現在まで常に50位圏内にいる。
この高い使用率は、デュエルリンクスのOCGとは違うルールに適応したカードであるからだと思われる。デュエルリンクスにはメインフェイズ2が存在しないため、バトルフェイズに攻撃を止められ守備表示にされた場合、そのカードを自分で処理したり攻撃表示に戻すことは難しい。そのため「高い攻撃力を持つが守備力はほどほど」というよくいる相手のエースモンスターを、次のターンに戦闘破壊しやすくなるのである。またモンスターゾーンが3枠しかないため、1発止めればワンキルを防げる場面が多いというのも大きい。なお儀式サポート効果に関しては、リンクスにおいてもほとんど使われることはなく、稀にサクリファイスと組む程度である。
その高い使用率からかスターターが用意されており、610円で「クリボール1枚」「クリボールのデュエルフィールド(プレイマット)」「最新パック×10」のセットで販売されているので、少額課金をするなら入手はしやすい。
関連項目
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