ケーシー・フォッサム単語

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ケーシー・フォッサム（Casey Fossum、1978年1月6日）とは、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手（投手）である。日本では阪神タイガースに所属した。

概要

1999年ボストン・レッドソックスからサプリメンタルドラフト1位でプロ入り。2003年オフにアリゾナ・ダイヤモンドバックスにトレード移籍。ちなみにこのトレードはダイヤモンドバックスのカート・シリングと、レッドソックスのフォッサムを含む4選手の1対4で、カート・シリングが翌年21勝を挙げ最多勝に輝いたため、ダイヤモンドバックス史上最低のトレードのひとつに数えられているとか。

ダイヤモンドバックスでも揮わずタンパベイ・デビルレイズに移籍。2008年にはデトロイト・タイガースに移籍。2009年にはニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキース、シカゴ・カブスと回っていくが、目立った成績を残せなかった。

その後FAとなり、阪神に入団。2009年オフに退団したウィリアムス投手の穴を埋めるべく獲得されたが、打撃投手のようなフォームから繰り出す高校生並みの変化球とストレートで首脳陣を凍りつかせた。

開幕は2軍だったもののすぐに1軍に昇格。まずまずの投球を見せていたものの、徐々に打たれることが多くなり7月に登録抹消されると外国人枠の影響もあり1軍に上がれず10月4日に帰国するとそのまま退団。制球の甘さとクイックが苦手だったのが日本で成功しなかった要因だろう。

2011年、メッツとマイナー契約したが、AAAで0勝4敗、防御率6点台と結果を残せず。2012年はボルチモア・オリオールズとマイナー契約したが出場がないまま4月に放出された。

2015年はアメリカ独立リーグのランカスター・バーンストーマーズと契約。2試合に登板した記録が残っている。これ以降はプロリーグでプレーした記録がなく、おそらく現役を引退したものと思われる。

「フォッサム・フリップ」と名づけた80km/hの縦のカーブが武器で、井川慶も評価している。

関連動画

関連項目

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