ニューヨーク・ヤンキース単語

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ニューヨークヤンキース
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ニューヨーク・ヤンキース(NYY)とは、MLBアメリカンリーグに所属するプロ野球チームである。

本拠地はヤンキー・スタジアム

概要

アメリカンリーグ 東地区
ニューヨーク・ヤンキース
New York Yankees
基本情報
創設 1901年
本拠地 ヤンキー・スタジアム
略号 NYY
優勝回数
ワールドシリーズ 27回
リーグ優勝 40回
地区優勝 19回
ワイルドカード 7回
永久欠番
経歴
プロ野球球団テンプレート

1901年にボルティモア・オリオールズ現在ボルチモア・オリオールズとは関係)として発足。当時の監督は猛将で知られるジョンマグロだった。その後、ニューヨークハイランダーズと名し、1913年から現在ニューヨーク・ヤンキースになった。

ワールドシリーズ出場40回、制覇が27回、リーグ優勝40回、地区優勝18回の名門。ベーブ・ルースロジャー・クレメンスなど多くの名選手を輩出し、日本では伊良部秀輝松井秀喜井川慶などが移籍してからその名が知られるようになる。

テンプレートを見ても分かるように、永久欠番が多いことでも知られ、2016年デレク・ジーターのつけていた 2永久欠番になり、これにより1~9までの1桁は全て永久欠番となった。

現在も名選手を保有している常勝軍団である。

戦績

2009年(103勝59敗、東地区1位)監督:ジョー・ジラルディ

2001年から8年間優勝から遠ざかっていたが、この年は2代目ヤンキー・スタジアムが開場。5月以降は91勝49敗と圧倒的な成績を残し、2位ボストン・レッドソックスに8ゲーム差を付け地区優勝。その勢いのままワールドシリーズに出場し、松井秀喜が3本塁打、8打点と活躍し、9年ぶり27度世界一を達成。

2010年代

2012年(95勝67敗、東地区1位)監督:ジョー・ジラルディ

序盤こそボルチモア・オリオールズタンパベイ・レイズけられていたが、中盤の10連勝などで優勝争いに加わると、最終戦オリオールズを振り切って地区優勝した。しかしリーグチャンピオンシップシリーズではデトロイト・タイガースに全敗し、ワールドシリーズ出場を逃した。この年は黒田博樹7月にはイチローがトレードで加入したことで、日本からの注が高まった。

2014年(84勝78敗、東地区2位)監督:ジョー・ジラルディ

通算1万勝を達成した。84勝78敗と低迷し、2年連続で地区優勝を逃した。この年をもってデレク・ジーター引退した。

2016年(84勝78敗、東地区4位)監督:ジョー・ジラルディ

選手の相次ぐ移籍によって優勝争いから脱落した後、若手起用が増える。カルロス・ベルトランの移籍、アレックス・ロドリゲスマーク・テシェイラ両名の引退により、チーム年齢は若返った。

2017年(91勝71敗、東地区2位)監督:ジョー・ジラルディ

ワイルドカードタンパベイ・レイズ8-4で破り、5年ぶりに地区シリーズに出場。クリーブランド・インディアンスに2連敗を喫したがその後は3連勝し、リーグチャンピオンシップシリーズに進出。しかしヒューストン・アストロズとのリーグチャンピオンシップシリーズでは最終戦で敗れ、ワールドシリーズ出場はならなかった。

2018年(100勝62敗、東地区2位)監督:ジョー・ジラルディ

2009年以来9年ぶりのシーズン100勝を達成。ワイルドカードではオークランド・アスレチックスを1-0で破り、2年連続で地区シリーズに進出。しかしボストン・レッドソックスとのリーグチャンピオンシップシリーズでは1勝3敗で敗れた。

2019年(107勝55敗、東地区1位)監督:アーロン・ブーン

2012年以来7年ぶりの地区優勝を達成。地区シリーズではミネソタ・ツインズに全勝したが、リーグチャンピオンシップシリーズではヒューストン・アストロズに2勝4敗で敗退した。

2020年代

2020年(33勝27敗、東地区2位)監督:アーロン・ブーン

東地区2位に留まる。ワイルドカードではクリーブランド・インディアンスに2連勝したが、地区シリーズではタンパベイ・レイズに2勝3敗で敗れた。

2021年(92勝70敗、東地区2位)監督:アーロン・ブーン

92勝70敗で東地区2位ワイルドカードではボストン・レッドソックスに敗れた。

2022年(99勝63敗、東地区1位)監督:アーロン・ブーン

92勝70敗で3年ぶりの地区優勝を達成。地区シリーズではクリーブランド・ガーディアンズに3勝2敗で勝利したが、リーグチャンピオンシップシリーズではヒューストン・アストロズに4連敗を喫した。

2023年(82勝80敗、東地区4位)監督:アーロン・ブーン

アーロン・ジャッジキャプテンに就任。一度も地区優勝争いに関わることはなく、41年ぶりの9連敗を喫するなど低迷した。

記事のある関係者

更新2024年3月31日

首脳陣

  • --

所属選手

投手 捕手
内野手 外野手

OB

太字は現役選手、()は在籍年、斜体導者として在籍

ア行 カ行
サ行 タ行
ナ行 ハ行
マ行 ヤ行
ラ行 ワ行

年度別球団成績









ボルチモア・オリオールズ
1901年 ジョンマグロ 5 68 65 .511
1902年 ジョンマグロ

ウィルバート・ロビンソン
8 50 88 .362
ニューヨークハイランダー
1903年 クラークグリフィス 4 72 62 .537
1904年 2 92 59 .609
1905年 6 71 78 .477
1906年 2 90 61 .596
1907年 5 70 78 .473
1908年 クラークグリフィス

キッドエルバフィル
8 51 103 .331
1909年 ジョージ・ストーリングス 5 74 77 .490
1910年 ジョージ・ストーリングス

ハル・チェイス
2 88 63 .583
1911年 ハル・チェイス 6 76 76 .500
1912年 ハリー・ウォルバートン 6 50 102 .329
ニューヨーク・ヤンキース
1913 フランクチャンス 7 57 94 .377
1914年 フランクチャンス

ロジャー・ペキンポー
6 70 84 .455
1915年 ビル・ドノバン 5 69 83 .454
1916年 4 80 74 .519
1917年 6 71 82 .464
1918年 ミラー・ハギン 4 60 63 .488
1919 3 80 59 .576
1920年 3 95 59 .617
1921年 1 98 55 .641
1922年 1 94 60 .610
1923年 1 98 54 .645
1924年 2 89 63 .586
1925 7 69 85 .448
1926年 1 91 63 .591
1927年 1 110 44 .714
1928年 1 101 53 .656
1929年 ミラー・ハギン

アートフレッチャー
2 88 66 .571
1930年 ボブショーキー 3 86 68 .558
1931年 ジョー・マッカーシー 2 94 59 .614
1932年 1 107 47 .695
1933年 2 91 59 .607
1934年 2 94 60 .610
1935年 2 89 60 .597
1936年 1 102 51 .667
1937年 1 102 52 .662
1938年 1 99 53 .651
1939年 1 106 45 .702
1940年 3 88 66 .571
1941年 1 101 53 .656
1942年 1 103 51 .669
1943年 1 98 56 .636
1944年 3 83 71 .539
1945年 4 81 71 .533
1946年 ジョー・マッカーシー

ビル・ディッキー

ジョニー・ノイン
3 87 67 .575
1947年 バッキーノリ 1 97 57 .630
1948年 3 94 60 .610
1949年 ケーシー・ステンゲル 1 97 57 .630
1950年 1 98 56 .636
1951年 1 98 56 .636
1952年 1 95 59 .617
1953年 1 99 52 .656
1954年 2 103 51 .669
1955年 1 96 58 .623
1956年 1 97 57 .630
1957年 1 98 56 .636
1958年 1 92 62 .597
1959年 3 79 75 .513
1960年 1 97 57 .630
1961年 ラルフホーク 1 109 53 .673
1962年 1 96 66 .593
1963年 1 104 57 .646
1964年 ヨギ・ベラ 1 99 63 .611
1965年 ジョニーキー 6 77 85 .475
1966年 ジョニーキー

ラルフホーク
10 70 89 .440
1967年 ラルフホーク 9 72 90 .444
1968年 5 83 79 .512
1969年 5 80 81 .497
1970年 2 93 69 .574
1971年 4 82 80 .506
1972年 4 79 76 .510
1973年 4 80 82 .494
1974年 ビルバードン 2 89 73 .549
1975年 ビルバードン

ビリーマーチン
3 83 77 .519
1976年 ビリーマーチン 1 97 62 .610
1977年 1 100 62 .617
1978年 ビリー・マーン

ディック・ハウザー

ボブレモン
1 100 63 .613
1979年 ボブレモン

ビリーマーティン
4 89 71 .556
1980年 ディック・ハウザー 1 103 59 .636
1981年 ジーンマイケル

ボブレモン
1 34 22 .607
6 25 26 .490
1982年 ボブレモン

ジーンマイケル

クライドキング
5 79 83 .488
1983年 ビリーマーティン 3 91 71 .562
1984年 ヨギ・ベラ 3 87 75 .537
1985年 ヨギ・ベラ

ビリーマーティン
2 97 62 .602
1986年 ルーピネ 2 90 72 .556
1987年 4 89 73 .549
1988年 ビリーマーティン

ルーピネ
5 85 76 .528
1989年 ラスグリーン

バッキーデント
5 74 87 .460
1990年 バッキーデント

スタンプ・メリル
7 67 95 .414
1991年 スタンプ・メリル 5 71 91 .438
1992年 バックショーウォルター 4 76 86 .469
1993年 2 88 74 .543
1994年 1 70 43 .619
1995年 2 79 65 .549
1996年 ジョー・トーリ 1 92 70 .568
1997年 2 96 66 .593
1998年 1 114 48 .704
1999年 1 98 64 .605
2000年 1 87 74 .540
2001年 1 95 65 .594
2002年 1 103 58 .640
2003年 1 101 61 .623
2004年 1 101 61 .623
2005年 1 95 67 .586
2006年 1 97 65 .599
2007年 2 94 68 .580
2008年 3 89 73 .549
2009年 ジョージラルディ 1 103 59 .636
2010年 2 95 67 .586
2011年 1 97 65 .599
2012年 1 95 67 .586
2013年 3 85 77 .525
2014年 2 84 78 .519
2015年 2 87 75 .537
2016年 4 84 78 .519
2017年 2 91 71 .562
2018年 アーロンブーン 2 100 62 .617
2019年 1 103 59 .636
2020年 2 33 27 .550
2021年 2 92 70 .568
2022年 1 99 63 .611
2023年 4 82 80 .506
通算:122 10684 8080 .569

順位

シーズン最高成績(チーム)

シーズン最低成績(チーム)

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関連項目

アメリカンリーグ
西地区 中地区 東地区
ロサンゼルス・エンゼルス シカゴ・ホワイトソックス ボルチモア・オリオールズ
オークランド・アスレチックス クリーブランド・ガーディアンズ ボストン・レッドソックス
シアトル・マリナーズ デトロイト・タイガース ニューヨーク・ヤンキース
テキサス・レンジャーズ カンザスシティ・ロイヤルズ タンパベイ・レイズ
ヒューストン・アストロズ ミネソタ・ツインズ トロント・ブルージェイズ
ナショナルリーグ
西地区 中地区 東地区
アリゾナ・ダイヤモンドバックス シカゴ・カブス アトランタ・ブレーブス
コロラド・ロッキーズ シンシナティ・レッズ マイアミ・マーリンズ
ロサンゼルス・ドジャース ミルウォーキー・ブルワーズ フィラデルフィア・フィリーズ
サンフランシスコ・ジャイアンツ ピッツバーグ・パイレーツ ニューヨーク・メッツ
サンディエゴ・パドレス セントルイス・カージナルス ワシントン・ナショナルズ
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30 ななしのよっしん
2020/06/15(月) 23:09:44 ID: THqwzWnxh+
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31 ななしのよっしん
2021/09/17(金) 23:42:22 ID: THqwzWnxh+
の割に地区4位。
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32 ななしのよっしん
2022/08/21(日) 18:47:00 ID: THqwzWnxh+
おいおい優勝できんのか?
そう思うぐらい前半戦とはまるで別のチームになっとる。
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33 ななしのよっしん
2022/10/26(水) 11:52:43 ID: zp4lWg2UWC
敵軍の快進撃から学び参考にするのも
自軍の屈辱的な姿や先人の念をに刻みつけてに変えるのも
世界で当たり前のことだろうになんでリンカーン暗殺に結びつけてキレてるんだよ
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34 ななしのよっしん
2023/03/22(水) 22:57:37 ID: THqwzWnxh+
今回のWBC3人しか出さないってけち臭いことしてたんだな。
フロントの意向だったかもしれないけど、出してやってれば大分違ったはずだよ。
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35 ななしのよっしん
2023/03/22(水) 23:03:34 ID: oGhVmR0BBN
サッカーW杯FIFAが直々に「選手が辞退でもしない限り極出してあげてください」という通達をしている
FIFAみたいに世界リーグを統括する組織がないのが野球の弱みだよな
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36 ななしのよっしん
2023/03/22(水) 23:16:32 ID: ZPNTrKi5hG
元は催が小銭稼ぎの為に始めた行だからな
球団がそれに従う理はない
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37 ななしのよっしん
2023/03/22(水) 23:16:59 ID: v93qHHmfPG
アメリカ野球ファンは、有望選手を球団内に閉じ込めたヤンキースを非難すべきだな。

エンゼルストラウト選手率いるアメリカ代表はよくプレイした。
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38 ななしのよっしん
2023/06/29(木) 14:21:47 ID: 6XMHQzCM89
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39 ななしのよっしん
2023/07/20(木) 11:18:30 ID: niviAchNRT
大谷さんから逃げ回っても負けるヤンクソさん
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