ザ・フォーク・クルセダーズとは、かつて日本に存在したフォークグループである。略称は「フォークル」。
メンバー
結成当初は加藤和彦・北山修・平沼義男・井村幹生・芦田雅喜の5名。解散時は加藤・北山・平沼の3名だった。
プロデビュー時には平沼に代わって、はしだのりひこ(端田宣彦)が加入。
2002年の新結成時は、はしだに代わってアルフィーの坂崎幸之助が加入した(坂崎はフォークルの大ファンである)。
概要
1965年結成。当初は京都の学生5人組で、アマチュアグループとして関西のアングラシーンで活躍。何度かメンバー再加入・脱退があり、1967年の解散時には3人になっていた。
解散記念に自主制作したレコード「ハレンチ」が関西のラジオで流されると話題を呼び、レコード会社からプロデビューを持ちかけられるようになった。加藤はプロデビューを渋ったが、北山の説得により1年限りの約束で活動することとなった。この時にはしだが加入する。
デビューシングル「帰って来たヨッパライ」がオリコン史上初のミリオンを記録したり、大島渚監督で同名の映画(主演はフォークルの3人)が製作されるなど、一躍時の人となった。
また、テープの早回しやオーバーダビングなど、当時としては斬新な方法での曲作りも注目された。
しかしながら2枚目のシングル「イムジン河」は、政治的理由から発売が中止となった。
人気絶頂の翌1968年、当初の宣言どおり解散。メンバーは個々に活動する。
2002年に期間限定で新結成。「二度と同じことはやらない」とのスタンスのため、「新結成」という表現を用いる。
この時、はしだに代わって坂崎が加入。
代表曲
- 帰って来たヨッパライ
- イムジン河
- 悲しくてやりきれない
- 青年は荒野をめざす
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関連項目
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