シネマシティとは、東京都立川市にある極爆が売り物の映画館である。
概要
”極爆”とは極上爆音上映の略である。立川シネマシティは1994年に開館し、複数のスクリーンを持つシネマコンプレックスを運営する。
シネマ・ワンは東京初のシネコン&THX(映画音響)認定シアターで、KICリアルサウンドアナログシステムを採用する。
シネマ・ツーはKICリアルサウンドシステムでリアルで臨場感のある音質を提供する。
KICリアルサウンドシステムはスピーカーや劇場の形状にこだわり、映画館用ではなくライブで使用されるモニター用スピーカーから出た音を壁で跳ね返して天井で吸収させている。
高音が天井で吸収され、吸収されにくい低音が残って重たい音になるのだ。
さらに低音専用のウーファーと呼ばれるスピーカーを設置して重低音にこだわっている。
日本一音にこだわった映画館として、映画のレコーディングスタジオで鳴っている音をそのまま再現するというコンセプトで作られた為、劇場ではなくスタジオという名称を使用している。
KICリアルサウンドアナログはデジタル機器にアナログプロセッサを挟んだシステムで、映画館音響の究極を目指している。
爆発で体が震え銃の発砲音が腹に重たく響く”極爆”は単に音が大きいというわけではなく、音全体のバランスを綿密に専門家が調整していることが「極上」の名前の由来である。
シネマシティは、作品が本来持っている音の力を最大限に引き出すことを目標にしているのだ。
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