ビリーバンバンとは、菅原孝・菅原進の兄弟により構成されるフォークデュオ。英語での綴りが"Billy BanBan"であることから、中黒を入れて「ビリー・バンバン」と表記することもある。
概要
狩人とともに兄弟フォークデュオとして有名であるが、当初はせんだみつおとバンドを組んで三人組で活動していた。その活動が有名となり、昭和44(1969)年に「白いブランコ」でプロデビューし、大ヒットを飛ばしたのがビリーバンバンの始まりである。この頃は甘く感傷的な歌声とメロディで子供の頃の甘酸っぱい想い出を歌う作品が多かった。
しかしその後人気低迷となり、危うく歌謡史に埋もれかけたところに提供されたのが「さよならをするために」であった。昭和47(1972)年に発表されたこの曲は、それまでのビリーバンバンの曲と違い、大人の恋愛を歌ったもので、事実上これが彼らにとって方向転換となった。
この曲で紅白歌合戦にまで出た二人であったが、互いの考え方の相違から昭和51(1976)年に解散。孝がタレントとなったため音楽界には進のみ残されることになり、長く「菅原進」名義でソロ活動を続けることになった。
だが一方で復活を望む声も多く、二人は昭和59(1984)年に8年ぶりにビリーバンバンを再結成。そこに待っていたかのように舞い込んできたのが、大分の酒造メーカー・三和酒類の麦焼酎「いいちこ」のCMソング依頼であった。当初は進のみでの活動であったが、平成5(1993)年からは二人で歌うようになり、その印象的な画面風景にマッチした叙情的な曲作りで再び人気を博している。CMという媒体の関係上若年層のファンも増え、その活動は還暦を過ぎてなお盛んである。
令和4(2022)年には新曲として「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の挿入歌「ココロありがとう」を発表している。
近年では菅原進がニコニコ動画に「歌ってみた」動画を投稿している。先生何やってんすか。
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歌ってみた
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外部リンク
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