マジマジ☆マジシャンギャルとは、遊戯王OCGのカードである。
概要
「週刊少年ジャンプ 2012年2号」(2011年12月12日発売)の付録カードとしてOCGに登場。かっとビングなネーミングセンスと、「遊☆戯☆王」の創造主(原作者)、高橋和希氏による描き下ろしイラストが特徴。
エクシーズ・効果モンスター
※「Vジャンプ 2012年1月号」付録小冊子「遊☆戯☆王☆国 OCG NAVI-ING!!」12ページによる
ランク6/闇属性/魔法使い族/ATK 2400/DEF 2000
魔法使い族レベル6モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
手札を1枚ゲームから除外して以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上のモンスター1体を選択し、このターンのエンドフェイズ時までコントロールを得る。
●相手の墓地のモンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
エクシーズ素材1つと手札1枚の除外をコストに、2つのうち1つの効果を使用できる。
1つ目の効果は、「心変わり」を使用できるもの。
強力なモンスターを奪えれば、このカードと共に攻撃して大ダメージが期待できる。エンドフェイズには相手に戻ってしまうので、シンクロ・エクシーズ素材にしたり、「ディメンション・マジック」のコストとしてリリースするなどして処理したい。
2つ目の効果は、相手の墓地からの特殊召喚。「自律行動ユニット」や「時花の魔女-フルール・ド・ソルシエール」に近い効果だが、それらと違い、破壊のデメリットがない。相手限定の「死者蘇生」とも言える。
手札除外の重いコストがあるので、強力なモンスターを奪っていきたい。
強力な効果の代償として、再利用しにくい除外というコストのほか、素材の厳しい縛りがある。
魔法使い族でレベル6のモンスターとなると、有用なものでは「カオス・ソーサラー」が挙げられる。「ガガガマジシャン」と、「ガガガガール」or「ガガガキッド」or「ガガガシスター」のコンビもあり。
しかし、「カオス・ソーサラー」は単体で優秀な除去効果を持っているので、安易にエクシーズ素材にしてしまうのは考え物。ソーサラーの効果で相手モンスターを除外した上で、ソーサラーをエクシーズ素材にすれば、攻撃不可のデメリットを回避しつつ、モンスターが手薄になった相手に攻撃できる。
ガガガコンビの場合、同じ素材からコストなしで永続的なコントロール奪取が可能な「No.11 ビッグ・アイ」が出せるため、1つ目の効果が目当てならそちらが優先されやすい。こちらには攻撃不可のデメリットがないという利点があるので、奪ったモンスターと合わせて攻撃したい場合はこちらを優先することになる。
また、ビッグ・アイは制限カードなので、3枚採用できるというのも一応の優位点(但し、2015年4月以降から、ビッグ・アイは制限解除となっている)。
その他、「RUM-アストラル・フォース」で「ダウナード・マジシャン」から出すという方法もある。
重いコストや効果の性質などを考えると、終盤の墓地やフィールドにカードが溜まったとき、このカードと奪ったモンスターで勝負を決めるのがいいだろう。
「スピード・キング☆スカル・フレイム」以来、2枚目のカード名に「☆」を含むカード。作品名には「☆」がついているが、カード名に「☆」がついているカードは少ない。
ルビが振られていないが、「スピード・キング☆スカル・フレイム」と同様に「☆」は発音しない。
「高橋和希『遊☆戯☆王』イラスト集 DUEL ART」の発売記念として登場したカード。イラストは描き下ろしで、「ANNIVERSARY PACK」などのカード同様、イラストの外枠がない特殊なものとなっている。
また、本来このイラストは「ブラック・マジシャン・ガール」そのものを描いたものだが、OCG化の際に別のカードにされたらしい。
ネーミングセンスはかっとビングであるが、「ガガガマジシャン」などで既に慣れてしまった決闘者たちはあまり戸惑わなかったとか。
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関連項目
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