概要
名前 | 死者蘇生 |
種類 | 通常魔法 |
テキスト | (1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。 |
墓地に存在しているモンスターならばどんなレベルやステータスでもこれ1枚でフィールドに呼び戻してしまう強力カード。大量のカードが存在する現環境でも「とりあえず入れておこう」でも十分すぎる活躍をしてくれる。
自分の墓地だけでなく相手の墓地からでも蘇生が出来るので、相手の墓地に何が落ちているかを覚えておけば自分のデッキでは出来ない一発逆転の手もねらえる。
なお、蘇生制限を満たしていないモンスター(召喚自体を無効にされて、あるいは正規の方法によって特殊召喚されたもの以外で墓地へ行った、召喚制限を持つ・エクシーズ・シンクロ・融合・儀式モンスター、など)や特殊召喚に制限のあるモンスターは復活させる事が出来ないため、万能ではない。
その強力な効果故に禁止カードとなっていたが、2010年9月の制限改訂により約一年ぶりに再び制限カードとして復帰した。
遊戯王の蘇生カードは最初期のこのカードを基準にして何らかの制限をかけている。例えば「リビングデッドの呼び声」は永続罠で自分の墓地かつ攻撃表示でしか出せない。ただしフリーチェーンの罠カード故にバトルフェイズでも蘇生でき、奇襲・追加攻撃に使える。下位互換として作られたはずが禁止カードになってしまった「早すぎた埋葬」はライフ800が必要、自分の墓地かつ攻撃表示でしか出せない制限が課せられている。ただしコイツは装備魔法であり、しかもこのカードが「破壊」されなければモンスターは破壊されないため、「ハリケーン」で再利用したり、「アームズ・ホール」で手札にあっさり加えたり、そして何より「氷結界の龍 ブリューナク」で散々に使いまわされたため禁止にされたのである。
とまあ後続カードに色々と制限がかかっている中、この死者蘇生はこのカードだけでモンスター1体を墓地から蘇生制限や召喚制限以外の何の条件もなく特殊召喚できる簡便さで、最初期から単純に強力なカードとして君臨していたのである。
昨今高速で墓地を肥やし墓地を利用しつくすデッキが多くなっているが、このカードは相手の墓地からも選択できるため、使用方法によっては相手の戦術を崩す事が可能。これが現在制限カードに残っているメタとしての理由とされる。
遊戯王のアニメ・漫画におけるエピソード
遊☆戯☆王デュエルモンスターズにおいて強力な蘇生カードとして知られ,主要人物のほとんどがデッキに入れかつ使用されている。
特にBC(バトルシティー)編における武藤遊戯対闇マリク(顔芸)戦ではラーの翼神竜の蘇生戦術(この時のマリクは「ししゃしょしぇい」と喋っている風に聞こえる)や「戦いの儀」における闇遊戯対表遊戯戦では重要なキーカード(メッセージ)を担っていた。
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXの初期において、遊城十代のデッキに入っていた事が確認されている。
その後、遊戯王OCGの制限改訂に沿った形で使用・投入された描写は無くなった。
ライディングデュエルがメインとなっていた遊☆戯☆王ファイブディーズではアニメ本編には登場しなかったが、アニメ公式サイトのデュエルワンポイントレッスンの特殊召喚の回で龍亞に勧める遊星の姿を見ることが出来る。
この時の『ふふっ…、死者蘇生なんてどうだ?』という台詞が独特の響きから一部でネタにされていた。
その反動からなのか、遊☆戯☆王ゼアルでは主人公九十九遊馬がデッキに投入しており、第2話で早速使用、「No.39 希望皇ホープ」を召喚するための布石となった。その後もときどき使用されている。また、カイトやミザエルなども使用しており、あちらの世界でもポピュラーなカードであることがうかがえる。
関連動画
関連静画
関連商品
関連項目
- 遊戯王OCG
- 遊戯王OCGカードリスト
- リビングデッドの呼び声(相互互換)
- 早すぎた埋葬(遊戯王)←下位互換でデザインされたはずが禁止にされたカード
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