マーク・ローズウォーター(Mark Rosewater)とは、マジック:ザ・ギャザリング(以降MTG)の販売を行うウィザーズ・オブ・ザ・コーストの社員である。通称“マロー”。
概要
MTGのスタッフメンバーとしては、トップクラスの知名度を誇る。実際メディア露出は多く、その特異なキャラクターもさることながら、MTGデザインにおいて様々なぶっ飛んだカードをデザインし、コラム等の広報活動でも高い人気を持つ。実際、初期はライターとして関わっていた。
カードデザインに関しては高いこだわりがあり、環境ぶっ壊れになることも度々起こる。特に、テキストが美しくないために1文削ったがために壊れカードになった話は有名。
しかし同時に、ブリンクやカラーパイの概念を生み出す等、非常にいい方向に進むこともある。
コラムは現在も精力的に行っており、近年は日本語訳も多く出るため、日本のプレイヤーにも好評。所謂“青ちゃん”が登場するタルキールの部族コラムや、常盤木能力の昨今を語ったものは必読といえよう。また、20年以上にわたりゲームデザインに携わっていた経験から語られるゲームデザイン論は、TCGだけでなくゲーム全般において通ずるものもあり、評価が高い(『20の年、20の教訓 その1・その2・その3』)。
MTGの開発は多数のスタッフが当然関わっているわけだが、非常に目立つ立場であるためよく矢面に立って叩かれることも多い。まあ前科が多いし仕方ないね。
関連動画
関連項目
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