『マジック:ザ・ギャザリング』(Magic: The Gathering)とは、米ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社製のトレーディングカードゲーム(TCG)である。日本での販売はホビージャパン→タカラトミーと移り変わり、現在はウィザーズの日本支社が行っている。
世界的に広く用いられている略称は「マジック」(公式)、「MTG」など。日本では「ギャザ」、「ギャザリング」といった独自の呼称もある。以下本文中では公式略称「マジック」を用いる。
概要
世界初のトレーディングカードゲームであり偉大な存在。1993年のアルファ版発売から2017年現在に至るまで10000種を越えるカードが発売されており、英語の他に10ヶ国語以上で翻訳され、世界70カ国で発売されている。現在はほぼ3ヵ月に1つ新しいセットが発売されている。
マジックは2人以上で行う対戦ゲームである。 土地カードから魔法の源であるマナを生み出し、そのマナを使い様々な呪文を唱え、相手のライフ20点を削る事を目的としたゲームである。他にも相手がライブラリー(山札)からカードを引けなくなったら勝ちとなる。現在までに発売された対戦型TCGの多くが、少なからずマジックの影響を受けている。
カードによる対戦が目的であるが、美しいイラストやフレーバーテキストも一つの魅力となっており、そのファンタジックに描かれる背景世界に魅了される者もいる。これらのストーリーの小説は公式サイトで連載されている。
TCG界有数の長い歴史の中で、ルールの合理化や簡略化のために幾度か大規模なルールの変更を行っている他、ルール上の不都合が発生する度に細かいルールや個別のカード文章の変更が行われている。特にスタックルールが登場した『第6版』、レジェンドルールが更新された神河ブロック、マナバーンが廃止された『基本セット2010』でのルール改正は戦術に変更を余儀なくされるほどの大規模な物だった。
そのマジックのルールの集大成とも呼べる「マジック総合ルール」は本にすれば1冊出来てしまうほどであるが、体系的かつ合理的に作られているので理解は容易である(カードごとのルール裁定は無い)。余談だが、この総合ルールはチューリング完全であることが知られている。
2003年7月の基本セット『第8版』の発売に伴い、カード表側のデザインが一新された。一般的にそれそれ以前のものを「旧枠」、以降に印刷されたカードを「新枠」と呼称されている。基本セット2015で再びマイナーチェンジ、レア以上は偽造対策のホログラムが付いた。これらは「M15枠」と呼ばれることが多い。なお、裏面のデザインは同じであるため、新旧のカードを混ぜて使用することは可能。ちなみに裏面が存在しない両面カードも存在する。
競技としても盛んであり、新しいセットが発売される前後以外はほぼ毎週、世界各地のどこかの都市でプロツアー、グランプリ、マジックワールドカップが開催されている。左記の大規模な大会の上位に入るとプロポイントが貰え、シーズン中に獲得したプロポイントによって決まるランクの一番上(プラチナ)では、プロツアーに参加するための航空機のチケットや宿泊先のホテルも支給されるようになるので、マジックのみで生活しているプロもいるほどである。
コレクション性
マジックはその膨大な種類のカードと魅力的なイラストからコレクション性が高く、世界中にコレクターが存在している。最初に発売されたセットであるアルファなど、古いカードは稀少価値の高いものも多く、同セットの超強力カードとして名高い通称「パワー9」などの美品ともなると、マジックを知らない者の常識では考えられないほどの超高額で取り引きされる。
MTG界隈では愛好家として有名な格闘家の佐竹雅昭が東京フレンドパークⅡに出演した際に、ダーツの景品にアルファ版「パワー9」全カードの美品(しかも最高の状態の)を要求したところ、「パジェロより高額になる」という理由で却下され、やむなくその内の2枚(《Black Lotus》, 《Ancestral Recall》)のみに変更したという逸話もある(それでも当時の価値で余裕の10万円超え)。
メディアミックス
漫画などの媒体を中心に様々なメディアミックスも展開されている。公式サイト中の各プレインズ・ウォーカーに焦点を当てたショートストーリーに加え、「電撃マ王」からプレインズ・ウォーカーであるチャンドラ・ナラーを主人公に据えた『マジック:ザ・ギャザリング 燃え尽きぬ炎』が発売されている。
かつては「デュエルファイター刃」、「デュエル・マスターズ」(~7巻)などマジックを題材としたコミックもあった。
ゲームではPC向けにSteam、PS3、XBOX360、タブレット等から「Magic: the Gathering - Duels of the Plainswalkersシリーズ」が毎年発売・配信されている。
ニコニコ動画におけるマジック
ニコニコ動画に上げられるマジック関連の動画の多くは対戦動画である。プロツアーなどの公式試合を収録した映像から身内でのカジュアルなデュエルまで様々なジャンルの動画が上げられている。
また、対人型の競技である都合上初心者向けのルール解説動画も1つのジャンルとして成立しており、ニコニコ動画で親しまれている様々なキャラクターを用いて分かりやすい解説がなされている。
その他にも二次創作的な意味合いの強い動画も投稿されており、マジックネタを元にした替え歌やMAD、デッキ製作、キャラクター同士による架空デュエルなどその種類は多岐に渡る。
タグとしては「MTG」が多用されている。
これからマジックを始めたい人へ
2021年9月現在、いわゆる構築済みデッキとしてはスタンダード・フォーマット(後述)向けの確立された戦略を完成品にまとめた『チャレンジャーデッキ』、およびカジュアルな多人数戦である統率者フォーマット向けの『統率者デッキ』がそれぞれ数種類販売されている。いずれも4000円前後。
もちろんパックを購入してもよいが、まとまった数の『基本土地』カードがないとデッキが組めないため、それらがまとまっている『Bundle』を購入するなり土地だけ単品で購入する必要がある。
マジック未経験者を対象としたイベントとして、ティーチングキャラバンが行われている。参加費は無料で、体験会参加者にはハーフデッキやプレイマット、デッキケースなどがプレゼントされる。詳細はこちら。
また、マジックには「フォーマット」と呼ばれる大会で使用できるカードが定められた大会形式ルールが複数存在する。特に新しいセットのカードを中心にした「スタンダード」が主流である。古参プレイヤーとのカード資産の差が付きにくいので、初めの内は大会参加を視野にする場合はこの形式の大会がオススメである。
マジックを取り扱っているショップについてはこちらを参照。地方だと正確ではない場合もあるので、地元のカードショップHPの大会スケジュール等もチェックすることをオススメする。
ほか、コンピュータゲームでMtGを楽しめるアプリとしてWindows PC向けのMagic Online(MO)、そしてWindows/Mac/Android/iOS向けのMagic: the Gathering Arena(MTGA)が存在する(リンクはいずれも公式)。ルールはいずれも(同じフォーマットなら)紙のそれと同じだが、収録カードは異なる。MTGAのほうがとっつきやすく日本語に対応しており演出も凝っているが、サービス開始が遅いため古いカードは収録されていないものが多い。
フォーマットルールについて
MTGは1993年から続く歴史の長いTCGであるため、始めたばかりのプレイヤーと古参プレイヤーのカード資産に大きな差がある。この格差を放置すると、初心者がどれだけ工夫しても、過去の強力なカードが無いせいで古参プレイヤーに勝てなくなってしまう。これを防ぐため、MTGには使用可能なカードを制限する「フォーマット」が複数存在する。
「スタンダード」
カードが使える期間:最大2年
使えるカード:最新5~8セットのカード
予算:3000円~
通称「スタン」。最新の5~8セットのカードが使用可能。9つめのセットの発売日に、古いほうから数えて4つのセットが使用不能になり、使用可能セット数が5セットに戻る。これをローテーションという。現在のルールでは、スタンダードは、ローテーションが発生する唯一のフォーマットである。一時期は5~6セットが使用可能であり、7つめのセットの発売と同時に古いセット2つが使用不能になる制度だったが、2016年10月から現行の制度に変更された。
使用可能なカードが新しい物に限られているためビギナーと古参プレイヤーのカード資産差は小さい。カードの入手も容易で価格も比較的安価なため、強力なデッキを簡単に完成させることができる。プレイヤー人口が最も多いフォーマットでもある。そのため、初心者に最もおすすめできるフォーマットである。
一方で、上級者にとっては競技性が高いフォーマットであるという面も持つ。新しいカードが環境に与える影響が大きく、メタゲーム(デッキの流行り廃り)の変化が非常に速いため、上級者が集まる大会で上位に入賞し続けようとすると、常日頃から世界中の大会の結果を調べ、流行のデッキに対して有利なデッキを開発または選択し続ける必要があるためである。常に目新しい環境でプレイできる、飽きの来ないフォーマットである。
ローテーションによって一定期間が過ぎると古いカードが使用できなくなるため、最初はもったいない気がするだろうが、2年前のデッキが現役で使えるカードゲームがほとんどないことと考えると、インフレを防いでいる分ローテーション制のほうがマシという意見もある。また、後述するモダンやエターナルでもよく使われる一部のカードは、スタンダードで使用不能となった後でも、時と共にシングルカード価格が上がっていく事もある。
セット名 | 21年9月 | 22年2月 | 22年4月 | 22年7月 | 22年9月 | 22年11月 | 23年2月頃 | 22年4月頃 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼンディカーの夜明け | ○ | ○ | ○ | ○ | 落 | 落 | 落 | 落 |
カルドハイム | ○ | ○ | ○ | ○ | 落 | 落 | 落 | 落 |
ストリクスヘイヴン:魔法学院 | ○ | ○ | ○ | ○ | 落 | 落 | 落 | 落 |
フォーゴトン・レルム探訪 | ○ | ○ | ○ | ○ | 落 | 落 | 落 | 落 |
イニストラード:真夜中の狩り | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
イニストラード:真紅の契り | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
神河:輝ける世界 | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ニューカペナの街角 | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
団結のドミナリア | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
兄弟戦争 | - | - | - | - | - | ○ | ○ | ○ |
ファイレクシア:完全なる統一 | - | - | - | - | - | - | ○ | ○ |
機械兵団の進軍 | - | - | - | - | - | - | - | ○ |
個別記事も参照 →「スタンダード」
「パイオニア」
カードが使える期間:半永久的
使えるカード:基本セット2014の基本セット+ラヴニカへの回帰ブロック以降のブロックのカード
予算:?円~
下に書いてあるモダンがあまりにも広くなりすぎたために作られたフォーマット。色マナがガバガバになりすぎるのを防ぐためにフェッチランド(ただしタルキール覇王譚で再録されたものに限る)は当初からの禁止カードである。
現在できたばかりのフォーマットなので、まだ詳細は何もわからない。
個別記事も参照 →「パイオニア(MTG)」
「モダン」
カードが使える期間:半永久的
使えるカード:8版以降の基本セット+ミラディン・ブロック以降のブロックのカード
予算:50000円~
カードデザインが一新された基本セット+エキスパンションに収録されたカード(2003年7月以降に発売された基本セット第8版以降+ミラディン・ブロック以降)が使用可能なフォーマット。「スタンダード」で使用できるカードは禁止カードを除いてすべて「モダン」で使用できる。ローテーションは存在しない。
かつて存在した「エクステンデッド」の理念を継ぐフォーマットであり、施行時は長くスタンダードをプレイし続けて使えないカードが増えたプレイヤーの受け皿とされていたが、時間の流れによって必須カードが軒並み高騰してしまった影響でレガシーもかくやな予算を要求される場合が多い。
全フォーマット中、最も禁止カードが多いのも特徴。これはエクステンデッドやスタンで最強であったデッキがモダンにおいても最強になる事を防ぐために施行されたものをはじめ、モダンの華であるデッキの多様性を著しく脅かすデッキや後述のエターナルフォーマットに匹敵する高速必殺コンボを咎めるために施行される。ただし前者については、カードパワーの推移や劇的な環境変化を理由に解禁される場合がある。
ローテーションが存在しないため、お気に入りのデッキを長く使えるのが魅力の一つ。スタンダードで登場したデッキタイプの強化版だけではなく、遠く離れたセットのカード同士によるコンボなどモダンならではのデッキも多い。再録ルールはスタンダードと同じ。
個別記事も参照 →「モダン(MTG)」
「レガシー」
カードが使える期間:半永久的
使えるカード:アン・シリーズ以外のすべて
予算:300000円~
一部のカードを禁止しているが、最初期のカードから最新のカード、統率者戦セットの新録までなんでも使えるフォーマット。「モダン」で使用できるカードは(禁止カードを除いて)すべて「レガシー」で使用できる。もちろんローテーションはない。
「スタンダード」ではありえない異次元の動きをするデッキが多い。また、ゲームのスピードも非常に早く、使用カード範囲の広さのせいでとんでもないカードが飛び出すこともある。完成品のデッキを渡されても十分な知識がないと何が起こっているのかわからないうちに負けてしまう世界である。それでも、バランスを崩すカードが軒並み禁止されているため絶妙なゲームバランスを保っている。
骨董品に近いレベルのカードも使用範囲に入っているため、デッキを作るための費用は非常に高い。1枚1万円以上のカードが平気で何枚も入っていたりするのである。ただ、メタゲームの変化が簡単に起きないことから、1年ぶりにプレイしたら持ってたデッキが紙束と化していたというようなことは少ない。また、こうした1枚1万円以上のカードが暴落することはほとんどなく、徐々に値上がりしていく傾向があるためMtGをやめたときにカードを売ると買ったときと近い金が返ってきたり、金が増えることすらある。そのため、金はあっても時間はない社会人プレイヤーやMtG復帰組に人気があるフォーマットである。
個別記事も参照 →「レガシー(MTG)」
「ヴィンテージ」
カードが使える期間:半永久的
使えるカード:アン・シリーズ以外のすべて
予算:500000円~
極一部、現在のゲームルールに沿わないカードのみが禁止され、他はすべて使用可能な無差別級フォーマット。レガシーで禁止されているカードですら、ほとんどが制限カードとして1枚はデッキに投入可能である。ただし、他フォーマットでは問題にならないカードが問題になるために制限カードに指定される事や、逆に他フォーマットで禁止になっているカードが4枚フル投入出来る場合もある。MtGでは制限カードが存在するのはこのフォーマットのみである。
レガシーを超える凶悪なデッキが跋扈する世界であり、無数の1ターンキルや無限ターンコンボが存在する。そのため「札束を付き合わせてトップデッキ勝負」と揶揄されることもあるが、妨害手段もまた強力なため、実際には戦略性が存在する奥の深いフォーマットである。異次元過ぎて「レガシー、モダンどころかスタンダードですら三級品扱いされたカードがヴィンテージで猛威を振るう」、「クリーチャー除去に耐性一切なしの小型クリーチャー1体が消せなくて負ける」などといった現象が稀に起こる。
絶版カードを多数使用するため、貧乏デッキ(「そのフォーマットでゲームができるくらい強く」安いカードを集めて作ったデッキ)でも相当な価格になる。また、ここまで来ると1枚10万円レベルの本気で骨董品なカードを使っているため、下手をするとデッキ1個が車1台より高い。日本では全て本物のカードでデッキを作った人は100人いないんじゃないか、などと言われているが、マジックの本場であるアメリカでは人気が高いらしい。
個別記事も参照 →「ヴィンテージ」
「統率者戦」
カードが使える期間:半永久的
使えるカード:アン・シリーズ以外の、統率者の固有色のカード1枚ずつ
予算:3000円~
伝説のクリーチャーを1体選び、それを「統率者」として公開したまま対戦する特殊フォーマット。2人対戦でもよいが、3人以上の多人数戦に公式に対応しているフォーマットであり、その場合は自分以外の全員が対戦相手となる。
デッキには、統率者自身の色とそのルール文章に書かれている色(これを固有色という)のカードしか入れられない。
また、同じ名前のカードはデッキに1枚しか入れることはできない。デッキ枚数は統率者を入れてちょうど100枚でなければならない。
統率者はマナさえ払えばいつでも召喚することができ、何度死亡しても(マナは余分にかかるが)また呼び出すことが可能。
レガシーほどの予算はないが、眠っていたカードを使いたい場合はこのフォーマットがおすすめ。4人対戦であるため、カードゲームというよりボードゲーム色が強い。1人が有利な状況になった時に、他の3人が一時的に協力しあうなど普段の対戦とは違った楽しみ方ができる。勝ちにこだわらずに、ネタで勝負するプレイヤーも多い。クリーチャーを猫で統一する、地獄(Hell)と名のつくカードしか入れない、《覇者、ジョー・カディーン》を統率者にする、など。禁止・制限カードはヴィンテージに準ずるが、あくまで「禁止カードとすることを推奨する」だけで仲間内で了解が取れれば使ってみるのも面白い。
個別記事も参照 →「統率者戦」
カードが使える期間:半永久的
使えるカード:アン・シリーズ以外のすべてのコモンで収録されたことのあるカード
予算:1000円~
コモンのみで構築するフォーマット。《対抗呪文》、《稲妻》、《暗黒の儀式》などの過去の名カードが使える。使用できるカードは意外と多く、無限コンボも頻繁に飛び出すためあなどれない。コモンで収録されていることを確認する手間があることと、古いカードはコモンであっても入手が難しいことから実際のカードでプレイする人は少なかったが、2019年より公式フォーマット化された。
個別記事も参照 →「Pauper」
「リミテッド」
カードが使える期間:そのリミテッド中のみ
使えるカード:パックから出てきたカード
予算:シールドなら2000円、ドラフトなら1000円
その場でパックを剥いて、出てきたカードでデッキを作るフォーマット。自分が剥いたパックのカードのみで構築する「シールド」(「盾」ではなく「封入された」という意味)、参加者がパックから1枚ずつ取って残りを隣の人に回す「ドラフト」の2種類がメジャー。その他に、1パックで戦う「パックウォーズ」などもある。
自分のパックの引きに左右される面もあるが、限られたカードの中でどんなデッキを組むかという構築力、他のプレイヤーのデッキを予測する環境理解力が試される。プロツアーでも頻繁に採用されるプレイヤーの真の実力が露わになるフォーマットであるが、デッキを用意しなくても遊べるため初心者でも始めやすい。
ほとんどの場合は最新のエキスパンションを使うため、リミテッドで遊んだカードはスタンダードに流用できる。遊びながらカードを増やしていくことができるため、ある意味お得である。ただし、ドラフトの場合は構築したデッキをそのまま持ち帰れるのか(取り切り)、それとも終了後に出たカードを集めて賞品にするのか(順位取り)を先に決めておくこと。
なおこのページで各フォーマットで使用できるカードが確認できる。
上記のフォーマットは一例であり、カジュアルフォーマットは他にも多数存在する。3対1で戦う「魔王戦」、2人チームで戦う「双頭巨人戦」、某巨大掲示板群発祥の基本セット2つと選択したエキスパンション・ブロック2つでデッキを構築する「2サイクル」なども存在する。
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