リング禍(リングか)とは、ボクシングやプロレスにおいて試合中に選手が死亡してしまう事を指す言葉である。
概要
上記の通り試合中に選手が死亡してしまう事を指す言葉であるが、試合が終わって数分あるいは数日経って死亡する場合や練習中による死亡もリング禍と言われる事がある。
これは勝った側・負け側共に起こり得る事で、勝ったのはいいが突然倒れ、その後死亡するケースも確認されている。
何故このような事が起こり得るのか
頭部に強い打撃(ボクシングなら殴り合い、プロレスならマットに頭から叩きつけるなど)を受け、脳内出血を起こすからである。
もちろん早めに処置すれば助かるのだがそれが膠着した状態で起こり、それにアドレナリンが多めに分泌されている為気づかないで試合を行い、終了後に緊張が解けると同時に悪化しそのまま死亡するパターンが非常に多い。
例え悪化した後に助かったとしても選手生命の終了はほぼ免れないだろう。もちろん復帰する人物も少なからず存在する。皆が知っている人物を上げるなら北斗晶であろうか。
対策
ボクシングでは15ラウンドだったのが12ラウンドになったり、ロープが3本だったのが4本になりコーナーポストにはビニールカバーを付けるのが義務化された。
他にも試合時間を3分から2分にする案も出ているのだが、これは世界的に見れば普及していない。
プロレスにおいては選手がきちんと受け身の練習も起こっているため、重症になる事はあっても死亡する事はほとんど無いが、これはあくまでプロの場合で、受け身の取り方を知らない芸能人や一般人の場合には、モロにダメージを食らい死亡する可能性がある(現状では事例は報告されていないが、これは相手がプロであり、威力が分散するように安全に叩きつけるからである。ここで下手に手を抜くと死亡する可能性あり)。
究極的な対策としては、頭部や首への攻撃を禁止する事だが、まず禁止することは絶対にあり得ないだろう。なぜならばノックアウトを狙うのならば、やはり頭部を狙う必要があるからである。後はそういう攻撃は見どころがあるため禁止したら金儲けが出来ないからである。
これらの対策することで減少はするが無くなる事は絶対にあり得ない。なお究極的な対策を取っても0にすることはほぼ不可能である。
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