概要
あまりにも有名な事件であり、詳細は割愛するが、要は女子高生とその家族が示談金を目的に無実の男性を痴漢にでっちあげ、被害者の人生を大きく狂わせてしまった事件である。
彼女は数回にわたり常習的に「でっちあげ」を行っており、また母親も娘を諭すどころか、その「仕事」に非常に協力的であり、むしろこの母親が犯行を主導していたと思わせるフシがある。
当然、当時の2ちゃんねるでは関連スレッドが乱立する祭りとなり、加害者の家族構成・住居など個人情報が暴かれ、実際に彼女の家に押しかけたり、冷やかしや恫喝の電話攻撃を仕掛けるなど物議を呼んだ。
だが、この事件においてはいつ「被害者」にされるかわからない男性よりも既女(既婚女性。通称・鬼女)たちの激しい怒りが目についていた。「日常的に本当に痴漢被害に苦しんでいる多くの女性の立場」を喪失させかねない事件だったからである。これは後々まで尾を引くこの事件の本質的に深刻な問題である。中村○子一家には二重の罪が架せられねばならない。
この加害少女はおそらく最初は本当に痴漢の被害者だったのであろう。そして母親の証言するとおり、「大人しくて小心な」少女なのであろう。近隣住民の証言するとおり、「とてもそのような事をするようには見えない普通の家族」だったのも事実だろう。だが、大人しいこと普通である事と、示談金に味を占める事とは全く無関係であると断言できる。善人も悪人も悪意の前には平等だからである。「この人痴漢です!」と決め付けられた男性をハナから変態と決め付ける事の危険性を知らしめる事件である。
関連項目
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