ルールブックとはある競技、遊戯、就業などの規則書の事である。
概要
ルールブックは、多人数参加する競技や遊戯ルール、或いは企業における就業規則などを纏めた本の事である。多人数でゲーム、業務などを行う上で必須な知識や円滑に行うための注意事項などが書かれているため、参加する前に読んでおく事、もしくは携行を求められる。
TRPGにおけるルールブック
基本的なシステム、世界観に関する資料、シナリオ例、キャラクターシートなど、TRPGを遊ぶ上で必要となるデータを纏めた本。ルルブと略される事が多い。(株式会社JTBパブリッシングが発刊する旅行情報誌「るるぶ」は「見る」「着る」「遊ぶ」から取った物であり全く関係ない。)
ニコニコで有名になったクトゥルフ神話TRPGのルールブックは6千円程するが、クトゥルフ神話TRPGにこだわらなければ無料で配布されている物もある。基本的にこれとダイス(ルルブに付属する場合もある)と筆記用具があれば、TRPGを楽しむことができる。また、サプリ(後述)を使用する場合もある。グループに1冊あればよいが、例外としてオンセでは一人一セットの所持を求められる場合が多い。
サプリ(サプリメント)
ルールブックの主にシステム部分を追加、拡張、改変もしくは簡略化し、より遊びやすくしたり、違う遊び方を提供したりする本。基本的に対応するルールブックの所持が必須となり、これ単体で遊ぶ事はできない。(ルールブックと統合して一冊で遊べるようにしている物もある。)
オンセで使用する場合はルールブックと共に全員が同じサプリを所持する事が求められる。
俺がルールブックだ!
1959年10月のプロ野球「大毎オリオンズ対西鉄ライオンズ」戦にて
審判の二出川延明が発言したとされる言葉に「俺がルールブックだ!」というものがある。
元ネタを知らなくても野球ファンを中心に幅広くその言葉が広まっており、ワンマン的、暴君的なルール運用を宣言するのに用いたり、その行動を揶揄するのに用いられている。
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