上島久男とは、愛知県出身の元競艇選手である。登録番号は2447。通算1534勝、優勝20回
概要
61歳で引退するまでアウトから攻め続けた競艇界のパワフル爺さんである。ファンからは上爺と呼ばれている。
競艇界屈指のスタート巧者としても知られている。アウトからスタートを決め鋭いターンを決める勝ち方が多い。
だがスタート巧者が故にフライングも多く現在のフライング数94本は競艇界で最多である。
そして今後上島選手以外に破る選手が出ない記録であるといわれている。
まあ本人はF91よりF3(1)の期が8回あったほうがびっくりした・・・といっていたが。
(1)・・・期間中フライングを3回すること。累積180日というとてつもなく長い休みになる。
F2本持っていてもスタートで勝負をかける。アウトからまくりを決める走りは年齢を全く感じさせない走りである。
フライング休みの期間が長いため、同期の選手に比べ出走回数が3分の1なので身体が動くのだそうだ。
明らかフライングとわかるとき以外はスタート時にアクセルレバーを離せないらしい。本人いわく自分は悪い気性と言っているが、スタートぎりぎりでアジャストするのはお客さんに失礼だと思っている。
アウトに目覚めたのは42歳のときだそうで一時期はインにこだわっていたこともあった。
ただし根気がなくて続かずそれからはアウトから内の艇をまくり一発決めて沈めることにした。
若い選手がいるからこそ自分は競艇選手を続けているのだと彼は語っている。
2011年7月8日付で競艇選手を引退した。現役時代の成績は1534勝、優勝は20回。
2015年1月、食道癌のため逝去。日高逸子選手のブログで明かされた。 Twitterでは森泉宏一アナ、ベイ吉こと松永良一・元平和島アナなどが追悼のコメントを寄せている。
関連動画
平和島競艇でチルト3度からまくり一発決めて勝ちきったレース。スタートタイミング.01を決めた。ちなみに、このチルト3度は「アワカツと同じ3度にしろ!」という観客からのリクエストによるものらしい。
残念なことに90回という自らの持つフライング本数記録を更新してしまったレース。らしくない走りだったと思う。
91回目のフライングから3日後、見事に1500勝を達成。コンマ01のロケットスタートを決める辺りは、流石上爺。
関連項目
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