概要
十二子の一つとして年月日、時刻、方位などを表す。十二方位は北東偏北、年は西暦を12で割って余りが5の年、夏暦では12月、時刻は深夜1時から3時を表す。
その他の意味
漢字として
- 意味
- 十二支の第2位を表す字である。
- 字形
- 爪をたてて手で強くつかむ象形。十二支に用いるのは仮借である。
- 〔説文解字・巻十四〕には「紐(はじめ)なり。十二月、萬物動きて事を用(もち)ふ。手の形に象る。時に丑を加ふ。亦た手を舉ぐる時なり」とある。字形について手の形としているが、その形の説明がよく分からない。
- 音訓
- 音読みはチュウ(漢音)、チュ(呉音)、訓読みは、うし。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。1951年に人名用漢字に採用された。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 〔説文解字〕では部首として扱われ、䏔、羞が属す。
- 声符
- 丑を声符とする漢字には、沑、狃、𨙺、𡚽、䂇、衄、紐、粈、鈕、𩚖、羞などがある。
異体字
関連項目
- 2
- 0pt