中将棋とは、将棋の一種である。
概要
中将棋は、古将棋(江戸期までに成立し、今日ではあまり指されない将棋)に分類される将棋である。大将棋(15×15)、小将棋(9×9)の間、ということでこのように呼ばれるようになったのであろう。ちなみに小将棋と今日最もメジャーな将棋である本将棋は別物である。
明治の頃まではそれなりに指されていたが、戦後に断絶しかかった時期がある。それを憂えた有志によって中将棋の普及がなされ、今日まで命脈を保っている。
盤面は12×12で、一人21種46枚の駒を持った状態でゲームを始める。将棋と同様王将(玉将)を「詰め」れば勝ちである。本将棋との差異としては盤面の広さや駒の種類の他に、駒が取り捨て(取った駒が使えない)であることが大きいだろう。これと走り駒(移動距離の長い駒)が多いことと合わせて本将棋よりもチェスに感覚が近くなるためか、海外にも愛好者がおり、とりわけボードゲーム大国のドイツは日本より愛好者が多いといわれている。
中将棋って名前は知っているけど、結局指せる場所がどこにもないじゃん。大体おもちゃ屋に行っても中将棋関連商品なんて売ってないじゃん。はい。その通りなのですが、嬉しい事に81-dojoに中将棋が用意されました。更にねこまどで中将棋の取り扱いが始まりました(ただ、駒が多いし、盤は広いし、数が出ないので本将棋と比べるとちょっと高め…)。
興味がある人は関連動画を見たうえで、81-dojoで定期的にイベントをやっている(トップページ右側にイベントスケジュールがあります)ので、そこに顔を出してみると良いかと思います。Let's play Chu Shogi
関連動画
関連生放送
関連項目
関連リンク
- 日本中将棋連盟
- 中将棋 | SDIN無料ゲーム(対CPUで中将棋が指せるサイト)
- 81dojo(中将棋連盟版)(対人で中将棋が指せるサイト)
- ねこまど(中将棋商品取り扱い有)
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