記事「二段階認証」を表示します。
二段階認証とは、認証技術における一つの方法である。
概要
基本的な認証の後に、さらに確認して行われる認証でありかなり昔から使われている。
例えば、映画等において
甲:ここに入るには「合言葉」が必要だ。
乙:知っている!
甲:ならば答えてもらおう、「Welcome to ようこそ?」
乙:「タマホーム」
甲:よし!だが貴様がここの者ならば、更に答えてもらおう。「どったん、バッタン?」
乙:「大洗!」
甲:大馬鹿者、ここの者ではないな?者共!曲者じゃ!出会え!出会え!
乙:しまった!しくじったか!
…のようなシーンがある。
このように、ある「合言葉(パスワード)」とは別に「質問」もしくは「記憶情報」を提示して、同様の回答をするのが二段階認証である。
厳密に言うと…
二要素認証(別記事参照)と二段階認証は、厳密に言うと異なる。
二段階認証は、同じ方式を二回繰り返す方式であるが、浅い知識や一般認識含め、二回認証することを二段階認証と呼ぶことが多い。
二段階認証は、昔から使われており、 電話において「電話番号の入力のあと認証番号を入れる」、「部屋番号の後に解錠番号を入れる」といったことや インターネットでは、メールアドレス(ユーザーID)とパスワードとは別に、「質問」を用いる方式で長く利用さている。
電話などでは指の動きでわかってしまうことや、よく使うボタンなどはすり減りが激しいことでばれてしまうこともあるほか、インターネットではキーが読まれてしまう場合に意味がないとされている。
また、インターネットの質問は「親の名前」「出身地」「生まれた月」「好きなもの」「嫌いなもの」「自由入力」といったものが多い、これらの内容は当人の記憶に準じるため本人以外にはわからない…といったことはなく。
結婚したり、卒業アルバムなどをあさることによって突破される可能性も否定できないほか、
過去にはツイッターにおいて、ネットアンケートを通じてばれたことで不正アクセスされてしまった事例もある。
多くの場合、通常認証時に尋ねられることはなく、通常使うブラウザやPCが異なった場合やログイン後のプロフィールなど重要な時に尋ねられるが、その時には「何だったっけ?」と忘れられていることが多い。
このため、近年では使わない傾向にあるが、実装が比較的シンプルでかつ、複数回することで人の不満(フラストレーション)が増すためので人が行う防犯には少しだけ役に立つ。(よって機械だと何も意味はない。)
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