光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士とは、ライトニングさんのことである。
女性騎士の概要
剣術、射撃、格闘、魔法すべてを使いこなす戦闘のエキスパート。自分のことをまったく語らず、唯一みずからを「ライトニング」と呼称する。だが、これが本名かは不明。もともと、とある組織で階級のある立場にいた。が、それが一転。現在は追われる立場になっている。性格は高貴と言えるが、決して高飛車なわけではなく、誰もいないところで、ふとやわらかい表情を見せる一面もあるようだ。
ちなみに自分より先に男を作った妹の結婚は認めていないらしい。
実際のところ……
「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士」という長ったらしいフレーズと上記の概要文は、ゲーム総合情報誌「ドリマガ」2006年5月号でのFF13特集で主人公のライトニングが紹介された時の掲載文面、つまり公式設定ではなく雑誌のコピーである。
しかし、当時は公開された情報も少なく、また実際の発売(2009年12月)までにかなりの時間が経過してしまった為、大袈裟なこのコピーが良くも悪くもネタとして定着してしまった。
では実際はどうだったのかと言えば、
- 光速の異名を持ち → 「ライトニング」は自称かつ本名ではない Lightningは高速という意味ではない
- 重力を自在に操る → グラビティギアを使用したもので、本人の能力ではない
- 高貴なる → 妹を案ずるあまりか、性格は若いのにかなりの堅物、出自も別に高貴ではない
- 女性騎士 → 物語の直前まで聖府軍の治安連隊に所属(階級は軍曹)。騎士ではない
……と、ものの見事に本来の姿とかけ離れていた事が判明。
このコピーは「雑誌記者がメーカー側から提供された少ない資料(スクリーンショット)を元に勝手に想像して書いたもの」という説が有力だが、結局は見当外れなキャッチコピーでしかない為、実際にプレイしたファンの反感を買うことにもなってしまった。
とはいえ、雑誌記者だけが悪いのかといえばそうでもなく、数少ない資料を元に読者の注目を集めるような文章をひねり出した結果こうなったとする意見もあり、賛否両論である。
ちなみにFF13シリーズ最終作にあたる『ライトニングリターンズ』では、神の僕という高貴な騎士となった。
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