呂とは、以下のことを表す。
人名
中国語圏の姓である。
- 呂鮪(? - ?) - 新代から後漢初にかけての武将
- 呂威曠(? - 200年) - 後漢末の武将
- 呂温(772年 - 811年) - 唐代の詩人
- 呂凱(? - ?) - 三国時代の武将
- 呂虔(? - ?) - 後漢末から三国時代にかけての武将
- 呂坤(1536年 - 1618年) - 明代の儒学者
- 呂祖謙(1137年 - 1181年) - 南宋の儒学者
- 呂範(? - 228年) - 後漢から三国時代にかけての武将
- 呂雉(? - 前180年) - 劉邦の皇后
- 呂不韋(? - 前235年) - 中国戦国時代秦の政治家。呂氏春秋を作らせた
- 呂文徳(? - 1271年) - 南宋末の将軍
- 呂紹 - 五胡十六国時代の後涼の第2代皇帝
- 呂洞賓 - 唐代の道人。八仙の一人
- 呂明賜(1964年 - ) - 台湾の野球選手
- 呂蒙(178年 - 220年) - 後漢末の武将
- 呂布(? - 198年) - 後漢末の武将
- 呂尚(太公望) - 周の建国を助けた伝説的な軍師
その他
漢字として
呂
- Unicode
- U+5442
- JIS X 0213
- 1-47-4
- 部首
- 口部
- 画数
- 7画
- 意味
- 音楽の調子、背骨、という意味がある。主に姓、地名に使われる。
- 〔説文解字〕には「𦟝骨なり」と背骨を表す字とあり、「昔、太嶽は禹の心呂の臣爲(た)り。故に呂矦に封ぜらる」と、呂姓の起源について紹介する。
- 字形
- 〔説文〕は背骨の象形としているが、甲骨文・金文では口と口の間の線が無く離れている。ほかに銅塊の象形説(白川静)などがある。
- 音訓
- 音読みはロ、リョ。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1951年に人名用漢字に採用され、2010年に常用漢字となった(人名用漢字表からは削除)。
- 部首
- 呂は〔説文〕で部首である。ほかに躳が属する。
- 声符
- 呂を声符とする漢字には侶、莒、梠、筥、絽、閭などがある。
- 語彙
- 呂律
- 参考
- 呂の草書体が平仮名のろのもとになり、上部が片仮名のロのもとになった。
異体字
関連項目
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