巨大仮面魚グヨーグ(Gargantuan Masked Fish Gyorg)とは、ゼルダの伝説 ムジュラの仮面に登場するボスキャラクターである。
概要
タルミナ西部の海域・グレートベイにある「グレートベイの神殿」のボス。赤紫色の体躯と鋭い牙が特徴で、グレートベイの濃霧と海温上昇を引き起こしている元凶である。
攻撃手段
- 突進
足場にタックルをかましてその振動でリンクを水中に突き落とそうとしてくる。もしグヨーグのいる側に落ちてしまった場合捕食のコンボが待ち構えている可能性大。予備動作としてごぼごぼと音が鳴るので、真ん中に陣取るのがおすすめ。 - 飛び掛かり
水中からジャンプして飛び掛かる。 - 捕食
近くにいるリンクを飲み込んで、ハート2個分のダメージを与えてくる。その威力の高さはもちろん、絵面的にもえぐいみんなのトラウマ。解放された後も気を抜かずすぐに距離を開けないとまた食われる。 - 小魚
ダメージが蓄積すると、大量の小魚を口から吐き出してくる。水中に飛び込んだリンクに襲い掛かってくるので電流バリアで撃退しよう。 - 吸引
3DS版で追加された攻撃手段。後半戦で近づいてきたリンクを吸い込んで捕食しようとしてくる。うまく機雷を食わせてダウンを誘おう。
64版
突進や飛び掛かりに気を付けつつ、中央の足場から水中のグヨーグに矢を打ち込んで蹲っている間にゾーラリンクに変身して水中に潜ってブーメランや電流バリアで攻撃、の繰り返しとなる。
ただしダメージを与えてからの復帰が早くすぐさま足場に戻らないと容赦なく捕食されるので、如何に行動のすきを少なくするかが重要。擦れ違いざまに電流バリアを食らわせ、トビウオジャンプで即座に足場に戻るのが理想的か。
小魚初放出時はムービーシーンが挿入されリンクの行動が強制解除されてしまう。これが中々に厄介で、挿入タイミングの都合ほぼ確実に至近距離にグヨーグがいる状態なので捕食攻撃を回避するのは極めて困難であり、ハートを多めに保っておくくらいしか対処法がないのが厳しい。初期ハート縛りの場合、小魚放出直後の捕食を食らう前提だとそれ以外はノーダメージで切り抜ける必要がある。
これまでの二体(オドルワ、ゴート)のボスの比ではない強敵だが、グレートベイの大妖精を元に戻せば被ダメージを半減できるようになるため、どうしてもきついなら面倒だが一旦ダンジョンから出て大妖精に遭いに行くのも手。ただしボス部屋へ再び行く手間がかかる点には注意が必要。
3DS版
64版から姿と攻略方が大きく変更され、「巨大仮面魚」の二つ名を強調するかのように頭部が青白い甲冑のような形状となり、口内に巨大な目玉を咥えている。
前半戦は水面を泳ぐグヨーグに矢を撃ち込み続けてダウンさせ、弱点の目玉を吐き出したところに追撃を加えていく。ダウン状態のグヨーグは相当グロいが恐れず矢を撃ち込み続けていこう。矢は詰み防止の為壺から補給できるので心配は無用。この段階ではゾーラの仮面すら必要ないので64版に比べ一見楽に見える。
しかし後半戦ではグヨーグが中央の足場をタックルで沈めてしまう為、ゾーラリンクに変身して水中に潜るか足場が沈み切る前に即座に氷の矢で代わりの足場を作って飛び移る必要がある。
前者のパターンでは完全な水中戦となり、リンクとの距離に応じて小魚放出と吸引を使い分けてくる。水中戦でグヨーグをダウンさせるには鎖でつながれた機雷を利用する必要があり、吸引のタイミングをうまく見計らい鎖を切り離して機雷を食わせ、ダウンして目玉を吐き出したグヨーグに電流バリアを浴びせていく。吸引力がかなり強いが、落ち着いて鎖を切り離していこう。
後者の場合は氷の足場を維持しつつ、前半戦同様矢を撃ってダウン→目玉に追撃の繰り返しとなる。魔力が尽きて足場を作れなくなるか矢が尽きた場合、以降は前者同様ゾーラリンクで戦う必要がある。このパターンで攻略する場合、壺が無くなり屋の補充が効かなくなるので矢立ての強化は勿論のこと、シャトー・ロマーニも活用していきたい。ただし長期戦になるとグヨーグが氷の足場を破壊しようとするのでシャトー・ロマーニがあっても安心できない。
なお、3DS版ではボスと一度でも戦闘した事があれば未撃破でも神殿入り口にあるボス部屋へのワープ装置が使えるようになったので、ボス戦開始直後わざと大翼の歌で脱出すれば大妖精の泉で被ダメ半減効果獲得後すぐにグヨーグと再戦が可能。
余談
風のタクトおよびふしぎのぼうしにも、同盟の敵キャラが登場する。
前者はザコ敵、後者は「風の宮殿」のボスとして登場。
関連項目
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