平井信行とは、日本の男性であり体育会系気象予報士である。尊称は兄貴。
概要
熊本県八代市出身、最終学歴は東京学芸大学教育学部。ライフワークは富士山登山マラソン、埼玉県春日部市にある自宅まで走って帰ることもあるというバリバリの体育会系。
大学を卒業したあとは日本気象協会に就職、1994年に実施された第1回気象予報士試験に合格し、2年後の1996年からNHK総合テレビジョンの気象キャスターに就任した。現在は自らが設立したNPO法人「気象キャスターネットワーク」の代表、またNHK関連の番組制作会社「ウィング」の取締役気象情報部長を勤めつつ、ニュース番組「ニュースウオッチ9」にて気象キャスターとして活躍。しかしながら2011年4月のNW9リニューアル前最終回エンディングにて同じウィング所属の半なんとかさんに起きたスキャンダルのとばっちりを受けたのか突然卒業を発表、2011年度現在は産休を取っている同じくウィング所属・関島蛸梢さんの代理として夕方の番組に出演をシフトさせている。
実をいうと以前から兄貴はごくごく一部の好事家には大人気であった。1999年から関東ローカルで放映されていた「首都圏ニュース845」では、気象コーナー開始時に当時のニュースキャスター・内多勝康アナウンサー(愛称ウッチー 現・名古屋放送局)とともに息をあわせて「こんばんわ!」と、また番組終了時には「失礼します!」とあいさつする姿が彼らの興味を引き、2chには専用スレが立つほどであった。2003年3月、内多アナの「生活ほっとモーニング」(現・あさイチ)異動と兄貴の気象協会退職に伴うNHK出演終了は彼らをおおいに嘆かせた。
しかしながらその嘆きは好事家だけのものではなかったらしく、翌年4月、兄貴はNHKへ華麗なる復活を遂げる。復帰への声が相当数NHKに届いていたことは845復帰時の第一声「みなさまがたのご声援で戻ることができました」(大意)からもうかがえる。余談だが、その後コンビを組んだニュースキャスター真下貴アナウンサー(現・大阪放送局)、宮崎浩輔アナウンサー(現・金沢放送局)とも息のあった発声を見せていたが、2007年に着任した池田達郎アナウンサーはそのお約束をことごとく崩壊させていった。
そして2006年、ニュースウォッチ9気象キャスターへ満を持しての登板となる。番組内では背後のスクリーンのみならず、出演者の前面にCGスクリーンを登場させ立体的な説明をするなど、登板時に語った「わかりやすい天気」というキャッチフレーズを体現していった。
こうしてみると、一見他の気象キャスターと変わりのないように思えるかもしれないが、その名を世間(ごく一部の、特にネットユーザー、つうかニコ厨)に知らしめたきっかけは、上記の番組にて気象情報のコーナーに登場したキャラクター「春ちゃん」の存在である。
前身番組である「ニュース10」時代から、髪型が微妙な高田斉さんが担当する気象コーナーで気象現象を擬人化したキャラクター(例;冬将軍)が登場し、やがて他番組の気象コーナーでも利用されるようになっていた。だが、それはあくまでいち気象現象を分かりやすく視覚的に伝える為の手段でしかなかった。しかし「春ちゃん」は後述の文章や関連動画を見て分かるように冬将軍とは明らかにベクトルの異なったデザインとなっており、厚着・薄着をオシャレに着こなす姿も確認されている。そんなかわいいは正義とかそういう話に留まらず、時にはゆっくりしていってね!!!的なサムシングを髣髴とさせる簡略化されたバージョンまで登場し、青山祐子アナをはじめとした民は衝撃を受けた。
そしてそのキャラクターの原案者が本稿の兄貴である。しかし当初は王冠を載せた王様の姿がプリントアウトされた気象予想図の端に書かれた落書き絵コンテだった(ただしゆっくり体型)。その落書き絵コンテがどこをどう間違ったのか、はたまたスタッフの1人がNHKの本気を出してしまったのか、詳しい原因は定かではないが何かしらが功を奏し(?)今に至るデザインになった。現在最初の落書き絵コンテとはかけ離れたデザインをしているが放送内で解説する兄貴の姿を見ると特に気にするような様子は無く、むしろノリノリなので問題はなさそうだ。
分かりやすくした結果がこれだよ!
ちなみにスーツの色が妙にカラフル。ピンク色のスーツって売ってるんだね。
代表的な出演番組
- ゆうどきネットワーク ― 平日16:50~18:00/現在は暫定的に18:30までの放送 (17:54~)
- 首都圏ネットワーク ― 平日18:10~18:59/現在は暫定的に18:30からの放送 (18:52~)
- ニュースウォッチ9 ― 平日21:00~22:00 (2006~2010年度) ※春ちゃんたちを見られるのはニュースウォッチ9だけ!
関連動画
関連項目
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