将棋棋士である藤井猛(ふじい たけし)九段の好調、
あるいは将棋の戦法『藤井システム』を用いて勝利した際に将棋ファンが称賛に用いる言葉。復活のF(藤井)。
概要
映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が公開された2015年。
復活を果たしていた『F』の名を持つ者はフリーザだけではなかった。
その名は将棋界の人気棋士、藤井 猛(ふじい たけし)九段である。
『藤井システム』と呼ばれる戦法を武器に、棋界最強のタイトル『竜王』を三期納めるなど、将棋界で一世を風靡した藤井九段であったが、ここ数年はあまり成績が振るわなかった。2013年度は33戦17勝16敗(0.515)、2014年度は37戦16勝21敗(0.432)。
しかし2015年度、彼は突如として復活した!最終的な当年の成績は46戦30勝16敗(0.652)であった。
それだけではなく、勝ち方も印象的な棋譜が多く残された。2015年5月26日第28期竜王戦1組5位決定戦では、後に『ネオ藤井システム』とファンが称する藤井システムのような戦法を披露した。そして現在の棋界最強とうたわれる佐藤天彦現名人(当時八段)を、最後まで自身の王金が不動の状態のままで投了させ、大きな注目を浴びた。
また2016年2月2日第29期竜王戦1組では、当時不利と言われていた後手番の藤井システムで『千駄ヶ谷の受け師』の異名を持つ木村一基八段を破るなど、『藤井システム』自体も復活の兆候を見せている。
これら数々の藤井猛九段の目覚ましい活躍、及び『藤井システム』の復活を喜び、藤井ファンはこう叫んだ。
「まさに『復活のF』だ!」と・・・
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関連項目
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