拮抗勝負とは、遊戯王OCGに登場する罠カードである。(一部遊戯王カードWikiより引用)
概要
通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、
自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。
自分フィールドのカードの数と同じになるように、
相手は自身のフィールドのカードを選んで裏側表示で除外しなければならない。
「CIRCUIT BREAK」(2017年7月8日発売)で登場。
罠でありながら、後手捲りの切り札として使用可能。
手札からの発動条件は自分フィールドにカードが無いとき、即ち自分が後攻の時の2ターン目のバトルフェイズ後に使用することが可能。
一応、セットして使うことも可能。しかし、《ハーピィの羽根箒》や《サイクロン》で破壊されるリスクや、相手がバトルフェイズ入るとも限らないことを考えれば、使うなら「後攻」「自分のターン」かつ「自分の場にカードが存在しない時」である。
効果は相手フィールドのカードを条件を満たすまで相手に裏側除外を強要させるもの。
「効果で除外されない」「効果の対象にならない」「効果では破壊されない」といった耐性を持つモンスターをまとめて除外でき、再利用はほぼ不可能な為、通れば強力なカードである。
近年では【ティアラメンツ】や【クシャトリラ】のように展開力や妨害、破壊後の再展開・妨害に長けたカードも登場しているが、このカード1枚で一掃することが可能。
「自分フィールドのカードの数」には手札から発動した《拮抗勝負》自身も含まれる。その場合、相手は1枚残すことが可能なので、本当に除去したいカードが残ってしまうことが多い。
【ふわんだりぃず】下級モンスターのように「フィールドから離れた場合に除外される」カードは表側で除外される。
このカードが真価を発揮するのは、相手が【勇者トークン】を始めとしたトークンを用いたデッキの時。
勇者トークンは性質上、勇者トークンと《流離のグリフォンライダー》、その他妨害カードが場に並んでいる場合が多いが、トークンは裏側除外出来ないというルールが存在するため、勇者トークン以外のカード全て裏側除外することが可能。拮抗勝負だけではグリフォンライダーなどの効果で無効にされてしまうが、《冥王結界波》と組み合わせることで真価を発揮する。
冥王結界波の発動に対して相手モンスターの効果は発動出来ず、フィールドの相手モンスターは全て無効化される。これによって、《フルール・ド・バロネス》や《ヴァレルロード・S・ドラゴン》などの妨害持ちモンスターもまとめて無力化。バトルフェイズでの制約も、拮抗勝負前提の展開ならあってないようなものだろう。一応、《冥王結界波》も場合によっては対策されることもあるが、詳細は単語記事参照。
1枚も残らず除去するコンボもある。例として《拮抗勝負》にチェーンを組んで《妖精の風》を発動すれば可能だが、前述の通り現実的ではない。
余談など
- イラストでは《大将軍 紫炎》と《六武衆の影-紫炎》が激しく斬り結んでおり、その余波に《六武衆の露払い》《六武衆の師範》《紫炎の老中 エニシ》は圧倒されている。「六武衆」はこれ以外にも、自身のテーマと無関係な四字熟語の魔法、罠カードに登場する傾向がある。(例:《御前試合》《一時休戦》)
- アニメ「遊戯王VRAINS」にて、島直樹が実物を所持していることが確認されている。
関連動画
関連項目
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