東京料金所とは、神奈川県川崎市宮前区にある東名高速道路の本線料金所である。川崎市にあるのに東京を名乗っているのは東京ディズニーランドが千葉県にあるのに「東京」と名乗っていたりするのと同じ理由。
概要
豊橋本線料金所廃止後、東名高速で唯一の本線料金所である。東京インターチェンジから東名に流入した下り方面へ向かう車が最初に通行券を受け取ったり、ETC車載器が入口通信を行ったりする場所。そして東名上り線を走ってきた車はここで東名の料金を精算し、およそ6km先の東京インターチェンジで一般道へ降りるか首都高速3号渋谷線へ進む。3号渋谷線へ入る場合、用賀本線料金所で首都高速の料金を支払う。
帰省ラッシュなどで混雑することも多いが、近年はETCの普及により徐々に解消されつつある。ただし上り線に関しては季節関係なく用賀を先頭にここを過ぎるレベルまで渋滞することも多い。
ブース数は全部で24。都市部に近い料金所とあって、ETCレーン・一般レーン共に多く設置されている。
構内設備
向ヶ丘バスストップ
バス事業者では東名向ヶ丘という名称で案内される。名称はバスストップ開業時の地名が大字向ヶ丘(むかいがおか)だったから。ただし向ヶ丘遊園(むこうがおかゆうえん)や向ヶ丘遊園駅の影響もあってか「むかいがおか」の読み方は一部で使われるのみとなっている。
鉄道駅は徒歩圏内には存在しないが、川崎市バスと東急バスが付近に停留所を設置しており、乗り継ぐことで武蔵溝ノ口駅、宮前平駅、たまプラーザ駅、向ヶ丘遊園駅、鷺沼駅、宮崎台駅に出られる。この地下を武蔵野線生田トンネルが通過しているが、貨物線なので旅客列車が停車するための駅設備はない。
停車するバス
- 東名ハイウェイバス(東京-静岡-浜松-名古屋)
- 小田急箱根高速バス(新宿-御殿場-箱根線)
- さんさんぬまづ東京号(東京-沼津)
- さんさんぬまづ新宿号、みしまコロッケ号(新宿-沼津)
- やきそばエクスプレス、かぐや姫エクスプレス、ミッドナイトふじ(東京-富士・富士宮)
- 渋谷・新宿ライナー浜松号、渋谷新宿e-LineR(新宿・渋谷-浜松)
- 新宿・静岡号、新宿/渋谷・静岡号(新宿・渋谷-静岡)
- 東海道昼特急シリーズ(東京・新宿-京都・大阪)
- ドリーム号シリーズ(東京・新木場-三宮・大阪・京都)
東名ハイウェイバス、小田急箱根高速バスの下り便で一番最初に下車できるのがここである。
東京駅から24.6km、新宿駅から20.9km。
隣
東京インターチェンジ - 東京料金所 - 東名川崎インターチェンジ
関連動画
関連項目
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