瀬戸の花嫁とは、歌手小柳ルミ子の4thシングルのタイトルである。
小柳ルミ子の瀬戸の花嫁
1972年4月10日発売。発売2週目にオリコン初登場7位となり、その4週後に1位を獲得した。1972年の年間2位。第3回「日本歌謡大賞」大賞、第14回「日本レコード大賞」歌唱賞受賞。
瀬戸内海の小さな島から嫁いでいく女性の心象を描いた歌である。舞台は香川県の小豆島とされており、JR西日本の岡山から四国を結ぶ瀬戸大橋線やJR四国の駅で接近メロディとして使われている。
往時、島から嫁いで行く場合、その花嫁を船に乗せて近隣を巡りながら嫁ぎ先の島に向かって行った。その情景が歌詞に描かれており、長調のメロディでありながら、嫁ぐ女性の希望とうらはらの哀愁を感じさせる歌である。前夫と離婚寸前の小柳ルミ子本人がパーティーの席でこの曲を披露し号泣してしまったり、逃亡中の殺人犯がスナックでこの曲を歌い、やっぱり落涙してしまったという話もある。かくいう編集者も父さん母さんを大事にしなかったのでやっぱり泣いてしまう。おまいらも家族は大事にするように。
香川に限らず、瀬戸内海地方全般で歌い継がれている、いわゆる「ご当地ソング」である。
TBSラジオ「ラジオはアメリカン」のおもしろカセット(おもカセ)というコーナーで、「瀬戸の花嫁」のメロディーに「宇宙戦艦ヤマト」の歌詞をのせるという替え歌があり、広く知られている。
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