留守景宗(るす・かげむね 1492年~1554年)とは、戦国時代の武将である。留守家16代当主。
伊達尚宗の子。
1495年に留守郡宗(景宗の大叔父)が死去した後、嫡子・留守藤王丸が家督を継いだ。しかし、わずか5年後に藤王丸は早世してしまった。そこで余目氏などの留守一族は謀議の末に留守藤王丸の一族である伊達家から養子を迎えることを決める。選ばれたのは当時わずか9歳であった景宗であり、藤王丸の妹を娶り婿養子として留守家の家督を継いだ。
伊達一門として数々の戦に出陣し、国分氏などの留守氏と敵対する勢力と戦いこれを破った。兄・伊達稙宗と甥・伊達晴宗が東北地方を巻き込んだ天文の乱においては晴宗方に加担した。死後、嫡男の顕宗が後を継ぐが晴宗と対立したため、晴宗の子・留守政景に当主の座を追われて隠居を強いられた。
三男・大條宗家の直系の子孫に、サンドウィッチマンの伊達みきおと声優の伊達さゆりがいる。
信長の野望シリーズでは、覇王伝パワーアップキット・蒼天録、天道以降の作品全てに登場している。
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