糸こんにゃくとは、こんにゃくの一形状である。ここでは同様のものとして扱われるしらたきに関しても記載する。
概要
こんにゃくを細長く加工したもの。肉じゃがやすき焼きなどの具材として使われるなど、和食にはおなじみの食材である。
形状は「しらたき」と同様であり、料理への使われ方もほぼ同じようなものであると思われる。両者の違いはその製法であり、元々糸こんにゃくは固めたものをところてんのように細長く押し出したもの、しらたきは固まりきっていないこんにゃくを湯にくぐらせて固めたものである。前者は関西で、後者は関東で生まれた。またより太いものを糸こんにゃく、細めのものをしらたきとする区別や、色の付いたものを糸こんにゃく、白いものをしらたきとする区別もあるようである。
現在では製法も統一化され、両者に明確な区分はあまり無いようである。それぞれが発祥した関西では糸こんにゃく、関東ではしらたきと呼ばれるのが一般的なようだ。
関連項目
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