『股のぞき』とは、日本の民俗風習の一つであり、ポーズの一つでもある。
『股屈み』や『股眼鏡』、たんに『前屈』と呼ぶこともある。
概要
上半身を前に折って股の間から逆さまになった風景を見る姿勢。この姿勢をとる時は自分のお尻を高く上げる必要がある。
バリエーションとして片手および両手を地面についたり、自分のお尻を手で抑えたり、両足を手で掴んだり、Vサインをしたりといったものがある。
京都府には日本三景の一つとされる天橋立という観光地があり、股のぞきの名所となっている観光ポイントも存在する。
あまりやりすぎると腰を痛めてしまう可能性があるが、ラジオ体操ではストレッチとしてこの体勢に近いものが取り入れられている。
カメラアングルや服装によってはスカートの中が見えたり、逆に鉄壁スカートのような状態になることもある。
「動いている船を見たらその船が幽霊船かどうかが分かるという妖怪を見る」や「次の子供が誕生することが前兆である未来を見る」、「異なる国や異世界を見る」などの様々な伝承がある。
股のぞき効果
「股のぞき」で物を見ると、普通に見たときよりも物の大きさが小さく見え、奥行きがなくなってそれがより近くにあるように感じる。単純に天地が逆転するだけの眼鏡を通して見ただけではほとんどこの効果は見られないことから、見え方の変化は視覚情報よりも体を折って逆さにするという感覚によるところが大きいという。
これを実証した日本の研究者は「イグ・ノーベル賞」を受賞している。
海外での名前
海外では、
- 『Hip Glasses』
- 『Voyeurism Crotch』
- 『Crotch Peeping』
- 『Crotch Glasses』
- 『Crouch Crotch』
- 『Forward Bends』
- 『Forward Bending』
などの様々な呼び名がある。
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