『艦隊これくしょん-艦これ- 止まり木の鎮守府』とは、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』のコミカライズ媒体として展開されている作品の一つである。
著者はヒロイチ。アスキー・メディアワークスの『月刊コミック電撃大王』誌上で2014年7月号から同年12月号まで連載され、以降は同社刊『電撃マオウ』に掲載誌を移して2015年2月号から連載を再開し、2017年8月号掲載分にて完結した。単行本は電撃コミックスNEXTより全5巻発売中。なお、第3巻ではドラマCDの付いた限定版も発売されている。
概要
主役格は「熊野」と「鈴谷」の重巡洋艦姉妹。
着任以来「一度も戦闘経験のない」鎮守府を舞台に、彼女らを始めとする艦娘達の日常と、その中で紡がれるささやかな絆の物語を描く。
本作における艦娘の設定は、一般の少女に「艦の魂」を宿した存在と連載第1話において言及されているが、以降のエピソードでは艦娘が自分自身を「史実の艦が生まれ変わった存在」と認識しているかのような描写もあり、また艦の魂による影響で元の人格に変質が起きる設定も明示されているため、そういった点が今後どのように扱われるかにも期待されていた。
雑誌連載時には本編に加え、艦これ同人界隈における鈴熊推し筆頭唯野影吉による『電撃大王鎮守府戦記』も2ページ漫画の形式で掲載される。
登場人物
- 熊野
最上型重巡洋艦4番艦。
鈴谷共々現在の鎮守府に着任した身で、戦闘の機会の無い現状に少なからず不満を持っている。「艦の魂」の影響により、目的地に一人で辿り着く事が出来ない。演習では張り切るタイプ(主に声が)。 - 鈴谷
最上型重巡洋艦3番艦。
一見チャラく見えるが、人一倍熊野の事を案じている女房役。 - 阿賀野
阿賀野型軽巡洋艦1番艦。
鎮守府に不在の提督の代わりに秘書官としてその役目を代行する阿賀野型ネームシップ。 - 大和
大和型戦艦1番艦。
熊野らの鎮守府に在籍する艦娘の中でも【切り札】と称される実力を有する存在。それ故、矢矧以外の艦娘と接触する機会が乏しく、やや人見知り気味。 - 阿武隈
長良型軽巡洋艦6番艦。
史実上の縁がある「北上」に纏わる記憶は殆ど持っていなかったが、偶々頭をぶつけてしまった事を切っ掛けにデジャヴを感じてしまい……
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関連項目
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