概要
石川県の県庁所在地である金沢市に隣接している市である。反対側は白山市と接している。
金沢市のベッドタウンで金沢市とは何度か合併が検討されたが、単独の自治体として存続している。金沢市との市境は複雑であり、市役所最寄り駅は金沢市内の額住宅前駅となっている。
2011年11月10日までは日本の町村の中では岩手県岩手郡滝沢村(→滝沢市)・愛知県愛知郡長久手町(→長久手市)に続く3番目の人口(約5万3千人)であったが、2011年11月11日に市制を敷いている。野々市町の市制で石川県の県名の由来となった石川郡が消滅している。
単独市制は2010年の愛知県西加茂郡三好町(→みよし町→みよし市)以来、名称が変更されない市制は2006年の和歌山県那賀郡岩出町(→岩出市)以来、石川県の単独市制は1970年の石川郡松任町(→松任市→白山市)以来であった。
地名一覧
郵便番号順に記載する。町村制施行時(1889年)の自治体名は、御経塚から野代までが押野村、稲荷から長池、郷町から堀内、蓮花寺町、柳町が郷村、高橋町から若松町が野々市村、矢作から清金、太平寺、位川が富奥村であった。
- 御経塚
- 押野
- 押越
- 野代
- 稲荷
- 三日市町
- 二日市町
JR西日本北陸本線の野々市駅がある - 長池
- 高橋町
チャンピオンカレー(カレーのチャンピオン)の本店がある - 扇が丘町
金沢工業大学がある - 住吉町
- 菅原町
- 本町
町の中心部で1964年までは扇が丘町・菅原町・住吉町・高橋町・白山町・横宮町・若松町も本町であった
北陸鉄道石川線の野々市駅と野々市工大前駅がある
2004年に移転するまでは野々市町役場があった - 若松町
- 横宮町
- 白山町
- 矢作
- 粟田
- 新庄
- 三納
市役所がある - 下林
県立野々市明倫高等学校がある - 藤平田
- 藤平
- 中林
- 上林
- 末松
石川県立大学がある - 清金
- 郷町
- 徳用町
- 田尻町
- 堀内
- 柳町
- 太平寺
- 位川
- 蓮花寺町
- 柳町
市域の変遷
1956年9月 石川郡郷村が石川郡松任町と石川郡野々市町に編入される。
1957年4月 金沢市の一部(1955年まで石川郡押野村だった地域の一部)が石川郡野々市町に編入される。
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関連項目
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