長崎スタジアムシティとは、長崎県長崎市幸町にある複合施設である。
概要
この施設が作られる場所には三菱重工業の造船所があったが、工場再編により閉鎖となり、跡地活用事業案を公募した。そこにジャパネットホールディングスを中心としたグループが優先交渉権を獲得。
ジャパネットホールディングスが親会社であるV・ファーレン長崎のためのサッカースタジアムを核とし、アリーナやオフィスビル、ホテル、ショッピングモール等が併設された複合施設として整備されることになった。
2022年6月26日に起工し、2024年10月14日にグランドオープン。
長崎スタジアムシティ内にある施設一覧
- PEACE STADIUM Connected by SoftBank(サッカースタジアム)
- 収容人数は約20,000人で、最前列からピッチまで距離が約5mと規定ギリギリの距離、プレイヤーズベンチがヨーロッパのスタジアムでよくみられる観客席埋め込み型となっていることが特徴となっている。
このスタジアムホームスタジアムとするV・ファーレン長崎は、グランドオープンに先駆けて10月6日のより大分トリニータ戦より使用開始。
グランドオープンの前夜となる13日に、スタジアム部分で福山雅治が無料ライブを開催。 - HAPPINESS ARENA(アリーナ)
- バスケットボールの試合やコンサートなどが開催できる多目的アリーナ。
当初は計画になかったものの、ジャパネットホールディングスが出資して2020年にBリーグチーム「長崎ヴェルカ」を発足させ、試合開催のためのアリーナが計画に加えられた。収容人数は約6,000人とBリーグの1部リーグ(B1リーグ)の開催基準を満たしている。グランドオープンに先駆けて、10月4日のBリーグ2024-25の開幕戦となる長崎ヴェルカVSサンロッカーズ渋谷が開催。 - スタジアムシティホテル長崎
- サッカースタジアムの東側にあるホテルで、ホテル内には温浴施設、サウナ、プール、ジムなどが併設されている。スタジアムのバックスタンドと一体となっているため、露天風呂、サウナ、プールから試合の様子が眺められる。
- スタジアムシティNORTH(オフィスビル)
- 11階建てのビル。テナント第1号として長崎大学の大学院の入居が決定している。
- スタジアムシティSOUTH(ショッピングモール)
- 「食べる・学ぶ・遊ぶが詰まった楽しさあふれるショッピングモール」をコンセプトにショップや飲食店に留まらず、学習塾やアミューズメント施設、温浴施設が入居する。
関連動画
関連リンク
関連項目
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