長老ハムとは、『とっとこハム太郎シリーズ』に登場するキャラクターである。
概要
その名のとおり、高齢のハムスター。眉毛とあごひげをフサフサ蓄えている。腰が曲がっており、右手は腰にあて、左手で杖をつく。とても物知りなハムスターであり、しばしばハムちゃんずも知恵を借りに彼の元を訪れる。しかし話している途中に寝てしまうなど少々ボケており、そのたびに「寝るなー!」とツッコまれるのがお決まりの流れ。
おハムばあさんとは古くからの知り合い。また、よく容姿が似たハムスターに、サンタハム、ニンハムくんのお師匠様がいる。モチーフは原作の「ハムじい」。
アニメでの初登場は第11話「とっとこすごいぞ!長老ハム」。ロコちゃんの祖母の友人を探すべく、ハムちゃんずは長老ハムの元を訪れる。長老ハムのおかげで、無事祖母と友人は再会を果たせたのであった。
ゲームでの初出は『とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ』。ひのでかいがんにて、本物のマフラーちゃんと偽物のマフラーちゃん(デビハム)がちびまるちゃんを巡って喧嘩しているが、どちらが本物か見分けがつかない。そこでハム太郎一行は長老ハムに知恵を借りに行く。長老ハムが提案したのは「ちびまるちゃんを2人で引っ張り合わせる」というもの。提案を受け引っ張りあう2人だが、ちびまるちゃんが痛そうにしているのを見て片方のマフラーちゃんは引っ張るのをやめてしまう。もう片方のマフラーちゃんは勝負に勝ったと高笑いするが、ちびまるちゃんは引っ張るのをやめた方が本物だと気付く。本物のマフラーちゃんなら、友達の嫌がることをし続けるはずがない。長老ハムの知恵で、偽物のマフラーちゃん(デビハム)を暴くことに成功したのだった。上記エピソードの元ネタは『大岡政談(大岡裁き)』、または旧約聖書の『列王記』。
また次作『とっとこハム太郎4 にじいろ大行進でちゅ』にも登場。ステージ「フラワーぼくじょう」の赤いベンチにて眠りこけている。雨が少ないせいで開花の遅れているひまわりをなんとか咲かそうと、ハムちゃんず一行は長老ハムに知恵を借りに行く。長老ハムが提案したのは「バケツリレーでひまわりに水をたくさんあげる」というもの。ハムアクション「さかそう ひまわり🌻 バケツリレー!」を経て、一輪のひまわりが無事開花する。するとハムちゃんず一行の思いが通じたのか、ひまわり畑でも続々と開花し始めた。こうして長老ハムの知恵で、虹の材料である「ひまわりの花びら(黄色)」を手に入れたのだった。本編クリア後は、おハムばあさんを先に招待することで、長老ハムもにじげきじょうへ招待することができる。
関連動画
関連項目
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