青森市営バスとは、青森市企業局交通部が運行する公営バスである。
概要
青森市内全域に網の目のように路線網が張り巡らされており、系統の数は実に200系統を超える。
ただし、系統は多いとは言え、一つの系統あたりの本数はまちまちである。1日30本以上の系統もあれば、1本だけの系統もあるので利用する際は、青森市が配布している無料の時刻表を携帯されたい。
また、運賃のことを料金と名乗っている。運賃箱にはしっかりと料金箱と書かれており、車内の放送でも「料金は、お降りの際に・・・」と放送されている。
2022年3月に地域連携ICカード「AOPASS」が導入され、交通系ICカードが利用できるようになっている。
乗車方法
青森市営バスは、全てのバスが中乗り・前降り・後精算方式である。
乗車する際、現金利用の場合は必ず整理券を取ること。(交通系ICはRWにタッチする)
この整理券には、料金の情報が記録されているバーコードが印刷されているため、折り曲げたり、丸めたり、濡らしたりすると、料金箱がバーコードを読み取れなくなる恐れがある。読み取れない場合、基本的に乗務員がどこから乗ってきたか、もしくは整理券番号が何番であったか、客に聞き、その後処理してくれる。
降車する際には、先に整理券を料金箱に入れ、その後に料金を入れる。ただし交通系ICはタッチ1回で自動精算される。
行先表示の見方
- 前面表示
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主要目的地をアルファベットで表示 → A1 古川・西バイパス経由 ← 経由地を表示 主要経由地を番号で表示 → 急行 新青森駅東口 ← 行先を表示 表示文字 主要目的地 A 新青森駅東口 B 新青森駅南口 C 浅虫温泉駅 D 三内丸山遺跡
県立美術館E 浜田循環線 F モヤヒルズ
青森公立大学G 横内環状線 H 八甲田雪中行軍遭難資料館
観光りんご園K 昭和大仏 表示番号 経由地 1 古川 2 新町 3 県病前 4 浪館通り 5 旭町通り 6 観光通り 7 松原通り - 側面表示
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古川経由 新青森駅東口 新
青
森
駅
東
口◀
古
川
◀
堤
橋
◀
県
病
通
り← 主要バス停名を表示
バスカード
青森市営バスは、料金を支払う際に、バスカードを使用することが出来る。バスカードは、市営バスの営業所や、駅前・堤橋の案内所、バスの車内で販売されていたが、AOPASS対応に伴い校外学習用フリールート券を除き販売を終了した。
バスカード一覧
- 普通カード
- 発売額は、1,000円・3,000円・5,000円の3種類がある。利用額は、それぞれ1,100円、3,360円、5.850円。
- 通学カード
- 「通学」とはあるものの、「学生」であれば、年齢を問わず誰でもいつでも利用できる。
- 発売額は、1,000円・3,000円・5,000円の3種類がある。利用額は、それぞれ1,300円、4,000円、6,800円。
- 買物カード
- 10:00から16:00まで利用できる。
- 発売額は1,000円で、利用額は1,300円。
- フリールートカード
- 土曜日・日曜日・法令に定められた国民の祝日に限り、市営バスの全路線が1日乗り放題。
- 発売額は500円。
- 校外学習用フリールート券
- 市営バスの全路線が1日乗り放題。利用者は、教育(修学)旅行生と引率者のみ。
- 発売額は700円。ただし、利用には事前に電話での予約が必要となる。
関連動画
関連商品
関連項目
関連リンク
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