「俺を倒したぐらいでいい気になるなよ・・・」
概要
1+1=2とは、人が算数を習う中でおそらく一番初めに出会う数式である。二進数では1+1=10。
非常にシンプルで当たり前の事柄のように思えるが、数学で厳密に証明(定義)するのは難しいらしい。
一方で、数学の基礎的な部分を完全に形式的に展開することを目指したアルフレッド・ノース・ホワイトヘッド、バートランド・ラッセルによるプリンキピア・マテマティカではこの数式の実質的な証明に至るまでの記号論理学的な準備に360項あまりが費やされており、実際に十進法の演算が定義されて「1 + 1 = 2」が述べられるのは第三巻まで待たねばならない。
Wikipedia「1+1」より。
1+1の他の解釈
以下は日常生活の文脈の中でしばしば見られる本来の数式の意味から離れた用法である。
ひっかけ問題
- 1+1=11
- 1+1=田んぼの田
1という数字を第一画目及び、第二画目の後半。+を、第三画目と、第四画目。=を第二画目の前半と、第五画目で使う事により、田という漢字ができる。誰もが小学生時代に通った道であろう。
“田”のほかに、“由”、“甲”、“申”、“古”などもある意味この答えとなるかもしれない。
類題に「1-1=日または曰」というのもある。
また、英語の場合「window(窓)」になる。
数式の形を借りた慣用表現
- 1+1=1
これは、1つのものと1つのものが融合して、ある1つのものとなることを示している答えである。
例えば、
「1個の粘土と1個の粘土を混ぜ合わせたら、1個の粘土である。」
「1つの精子と1つの卵子で、受精卵は1つできる。」
ちなみに、後者の例では往々にして1+1=3という別解も存在する。
また、これは、例えば「ある作業を二人の人間が協力して取り掛かって完成した」という意味でもある。 - 1+1=2よりも大きい
これは、例えば「ある作業を二人の人間が個別にそれぞれこなす場合と比べ、協力して取り掛かった場合は相乗効果で単純な2倍以上の効果が表れる」といった意味。
- 1+1=0以下
これは、例えば「ある作業を二人の人間が個別にそれぞれこなす場合と比べ、お互いの足を引っ張り合って取り掛かった場合は相殺されて一切効果がない、またはもとより悪化する」といった意味。
この場合は、「1-1=0」としてもいいかもしれない。
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関連項目
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