SCP-076とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『"Able" ("アベル")』。
概要
SCP-076 | |
基本情報 | |
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OC | Keter |
収容場所 | 収容エリア25b |
著者 | Kain Pathos Crow |
作成日 | 2008年7月26日 |
タグ | アベル 人間型 刻印 敵対的 生命 異次元 自我 |
リンク | SCP-076 |
SCPテンプレート |
SCP-076は立方体の石柱SCP-076-1とSCP-076-2にて構成されている。SCP-076-1は既知の文明と一致しない紋様の変成岩で出来ており、1万年前に作られたことが分かっている。この内部には石棺が置かれている。この内部をリスポーン地点として何度も蘇るのが本項の主題とも言えるSCP-076-2、通称『"Able" ("アベル")』である。
SCP-076-2は20代後半と見られる男性で肌は黒く、目は灰色、肌はオリーブ色。身長196cm、体重81.65kg。SCP-076-1内部にいるときは基本死んでいるのだが、たまに目覚めては外に出てくる。外に出てくると近くの人間を探し、見つけるやいなや興奮して殺戮を開始する。現状、この興奮はSCP-076-2を殺害する以外で停止不可能。一応殺せるのだが、殺したとしても結局SCP-076-1にリスポーンして6時間-25年の後に再度目覚めるのみ。加えてやけに強靭な肉体、とんでもない俊敏性と怪力、なぜかSCP-076-2の手元でのみ実体化する黒いブレードによる猛攻を潜り抜けてそれを実行するのは非常に困難。このこともあり、収容難度はKeterとされる。創作上は『人型オブジェクトでこれ以上のものを作ってはいけない』という指標にも使われている。とはいえ戦闘して倒せばいいのでApollyonにまではなっていない。また戦闘力が高いと言ってもクソトカゲくんには負けており、一方的なライバル視を向けている(SCP-682サイドは鬱陶しいと思っている。)。なまじっか一応は死ぬせいで、『クソトカゲとやりあって死ななかったSCP-173やSCP-096のほうが強いのでは』と言われることすらある。
『プロジェクト・パラゴン』の最重要人物のひとり、アダム・エル・アセムの最初の子たる3兄弟の次男でもあるが、長男のSCP-073(カイン)、三男のSCP-4840-A(セス)と比較してもプロジェクト・パラゴンにおけるSCP-076-2の出番は非常に少ない。むしろコミュニティ初期より、彼は単独でかなりの人気を得ており、Keterオブジェクトながら機動部隊の一員に採用されたり(失敗したが)、ブライト博士にいいようにおもちゃにされたり、ピザ食ったり緑のスライム入りジュースを飲まされたりとアイドル扱いが多い。
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関連項目
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