Vシネマとは、劇場公開を前提としていない、いわば「ビデオ専用映画」のことである。
概要
Vシネマの特徴として、劇場公開を前提とする映画作品と比較して、製作費が低いことが挙げられる。
また、ギャンブル物や任侠物が題材となっていることが多く、また劇場公開の映画作品と比較すると、暴力的な描写が多い。
Vシネマで売れっ子の俳優が、テレビなどで取り上げられ、テレビに出演するようになることもある他、不祥事を起こしたり、人気がなくなるなどしてテレビに出演できなくなった人物がVシネマで芸能活動を再開するということも見られる。
本来「Vシネマ」は東映ビデオのレーベル名であり、当初はVシアター(JVM)、Vフィーチャー(にっかつ)、Vムーヴィー(JHV)、Vピクチャー(VIP)など各社で専用のレーベル名を打ち出していたのだが、(かつて家庭用ゲーム機が「ファミコン」と一括りにされたように)今では「Vシネマ」という呼び名で一括りにされている。[1]
関連項目
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
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