概要
women [wɪmən](ウィメン) の o[ɪ](ィ)
nation [neɪʃən](ネイション) の ti[ʃ](シュ)
これらを合わせると
ghoti [fɪʃ]
となり、fish[fɪʃ]と発音が一致する。してしまう。
どうしてこんな事に…
我々が住む極東ではひらがなやカタカナ、韓国語のハングル等の『音節文字』が使われる地域が多い。音節文字とは即ち、原則1字の文字から関数的に1つの読みが決まる文字体系のことである。例えば『あ』という文字には[a]という唯一無二の発音が割り振られていて、[e]とか[o]とか読んだりする事はない。ハングルも、『가』という文字には[ga]以外の発音は無い。
ところが、知っての通り英語等で用いられる文字体系(アルファベット)はそう甘くない。『a』と書いただけでも、at の a は[ə]、apple の a は['æ]、all の a は['ɔ]、ace の a は[éɪ]……と、幾つも発音がある。
こうなってしまった理由は諸説あるが、米英のかつての階級社会においてはこれらの綴りの不規則な発音を全て知っているという事が社会人としての教養だ、という価値観が深く根付いていたからだとする説が有力。
無音説
people [piːpəl](ピーポゥ) の o[ ]
ballet ['bæleɪ](バレィ) の t[ ]
business [bɪznəs](ビズネス) の i[ ]
と取ってきた場合、
ghoti [ ]
その他の『クソ英語』の例
- 発音せんのかい
- 綴り間違えてますよ
関連項目
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- 0pt

