JSFとは、以下のことを表す。
- Joint Strike Fighter (統合攻撃戦闘機)。アメリカで進められている次世代戦闘機開発計画。現在ロッキード・マーティン社のF-35 ライトニング IIが選定され、開発継続中。
- JavaServer Faces
- SpecialForce 日本版
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1.の概要[1]
アメリカでは、空軍のF-16やA-10、海軍・海兵隊のA-6やF/A-18、海兵隊のAV-8Bといった機体について、21世紀に入ると後継機が必要になると考えられていた。当然これらの後継機は個別に開発する計画が立てられていたが、ソ連崩壊に伴いアメリカの国防支出は削減されつつあり、国防総省も装備品について「アフォーダビリティ(取得性)」を重視するようになっていることが影響し、いかにコストを抑えて開発を行うかが重要になった。
まず1993年に各種の開発計画を「統合先進攻撃技術機(JAST:Joint Advanced Strike Technology)」に一本化することが決められた。1994年には共用アフォーダブル軽量戦闘機(CALF:Common Affordable Light-weight Fighter)と呼ばれる研究計画もJASTに吸収された。ここでプログラム名は統合攻撃戦闘機(JSF:Joint Strike Fighter)に改められ、航空機メーカー各社から提案を受けてそこから2社を選んで飛行試験を実施、そして1つの原型機からCTOL、CV、STOVLの3タイプを容易に製造できることを実証することを求めていくことが決められた。
まず概念実証段階(CDP:Concept Demonstration Phase)において国防総省は1996年を期限として各航空機メーカーに提案要求書を発出、ボーイング、ロッキード・マーティン、マクダネル・ダグラスの3社が回答した。提案書の審査を行い、ボーイングとロッキード・マーティンのチームを選定、それぞれに対して実物大実証機を開発して試験を行う契約を行った。ボーイングはX-32を、ロッキード・マーティンはX-35をそれぞれ2機製造、X-32の初号機は2000年9月に初飛行、X-35の初号機も2000年10月に初飛行し、試験を行った。
2001年10月26日に国防総省はCDP審査の結果を発表し、次の段階であるシステム開発実証(SDD)に進む企業にロッキード・マーティンを指名している。
関連項目
3.の概要
JSFとは韓国で人気のオンラインFPSゲーム SpecialForce(通称SF)の日本版のことである。 韓国のSFがKSF(Korea SpecialForce)と呼ばれるのに対し、日本版をJSF(Japan SpecialForce)と呼んでいる。アメリカ版(アメリカ版はSoldierFront)をUSF(U.S.A.SpecialForce)タイ版をTSF、中国版をCSFと呼ぶことが多い。
ラグ・ロスの無いKSFに比べ、JSFは回線の状況によって弾ロスが起きたり、ラグが発生することが頻繁にある。そのゲーム性、運営がHangame、無料ゆえに「ゆとり世代」と呼ばれる世代が多く、プレイヤーによる暴言・オーバーキルなどマナーの悪さから日本での人気はあまり高くない。
非公式ファンサイトのSpecialForce-SNSで企画された「衛生兵杯」・「SNS杯」は最も盛り上がる非公式大会である。
関連項目
脚注
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