Rapitalkとはアルファ制作のSoftalk音声出力支援ツールである。現在バージョンはVer1.40。
ソフトの配布先
※初期設定の際にSofTalk側の設定として、オプション→環境設定/その他から「引数をファイル名 /オプションとして処理する」「録音時は読み上げを省略する」にチェックを入れる必要があります。
以下からは、(β02時点での)付属のreadmeからの転載になります。
ソフト説明
SofTalkで音声を出力するために文章を書いた後、1音声分の文章をコピー→SofTalkに貼り付け→ファイル名を指定して録音準備→再生してファイル作成完了の繰り返しが面倒なことこの上ないため、これらの作業の自動化ツールを作ってみました。
使い方
起動後、初期設定ボタン、もしくは[ファイル]→[初期設定]でSofTalkのあるディレクトリ(場所)を指定後、音声出力するテキストファイルを選ぶと、1行ごとに自動で音声ファイルが出力されます。出力されたファイルは新しいフォルダに置かれ、ファイル名は出力行とテキストの先頭8文字が出てくるようになっています。
機能
オプション
設定
- 出力後音声を鳴らす
- 出力が終わるとアラームが鳴ります。
- 出力後Rapitalkを終了しない
- 出力を終えてもRapitalkが終了せず、続けて出力できるようにします。
- ヘッダ番号を出力しない
- 通常、出力順を明らかにするためファイル名には出力順で0010、0020、0030……とヘッダがついていますが、必要ない場合向けとしてヘッダをつけないで出力します。この場合ファイル名は「(ヘッダ番号)-(音声先頭).wav」から「(音声先頭).wav」となります。
- フォルダ名を原稿ファイルと同名にする
- 通常、出力した音声ファイルのあるフォルダ名は実行ボタンを押した時刻を元にしたフォルダ名となっていますが、わかりづらいためフォルダ名を原稿ファイルと同名にすることができます。
特殊技法
- 空行
- 音声出力はされません。スペースのみの場合は出力されます。
- /* ~ */
- 「/*」と「*/」の間に書かれた文字は音声出力されません。行にある文字が「/*」と「*/」の間のみなら空行扱いでファイルが出力されません。
- 先頭オプション指定
- 行の先頭に[[***,**,*]]といった形で書きこむことで、その行だけ別の読み上げ速度・読み上げ音量・声色を変更することが可能です(次行は初期値で出力)。指定はカッコ・コンマ・数値まですべて半角で行います。指定例は以下の通りです。
| 指定例 | 速度 | 音量 | 声色 | 解説 |
|---|---|---|---|---|
| [[100,10,0]]○○○~ | 100 | 10 | 0 | 速度100音量10声色0(女性1)で○○○~を出力します。 |
| [[50,20,1]]○○○~ | 50 | 20 | 1 | 速度50音量20声色1(女性2)で○○○~を出力します。 |
| [[0,-8,9]]○○○~ | 初期値 | 初期値 | 初期値 | 指定範囲外の値は出力前に決めた初期値として扱われます。 |
備考
- 音声記号の「/」はSofTalkの正規表現で適当な記号と「/」を置換するように設定することで使用可能
- AquesTalk2音源を選択して先頭オプションが機能しない場合、ディレクトリを再設定をすると正常化します
その他
このソフトはフリーソフトです。
このソフトの利用で発生した損失・損害は一切の責任を負いかねます。
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