Strf90とは、スウェーデンで開発されたAFV(装甲戦闘車両)である。
概要
1980年代からスウェーデン軍向けの歩兵戦闘車として開発が始まり1990年代前半から配備を開始した。
一方で仕様を変更若しくは車体を転用・改造した輸出仕様が複数の国で運用されている。
なお、『Strf90』とはスウェーデン語表記『Stridsfordon(戦闘車両)90(型)』の略だが輸出向けでは
英語表記『CV90(CombatVehicle90)』となる。
構造
全長6.5m弱、全幅3.2m弱、全高2.5mの車体前面右側に550馬力のディーゼルエンジンを艤装し全備重量23t弱[1]の状態で最高時速70㎞/hを発揮できる。
外観は全体的に直線状かつ前面寄りに傾斜を付ける事で避弾経始を持たせており正面で20㎜クラスの機関砲弾を弾き返し、全周に範囲を広げれば14.5㎜ライフル弾を受け止められる抗堪性を有しているとされるがオプションで追加装甲も設定されている。
武装は全周砲塔にボフォース社製40㎜機関砲(対地/対空)及び同軸7.62㎜機関銃各1基を艤装しており主砲だけで第1世代MBTに対抗できるとされ、この形式は『Strf9040(40㎜機関砲搭載戦闘車両90型)』と
正式表記されるがオプションとして対戦車ミサイル発射機の追加が可能になっている。
乗員は固定3名(車長・砲手・操縦手)+搭乗歩兵8名の構成になっており兵員室[2]には銃眼は設けられてないが緊急時には上部のハッチを開放して乗車射撃を行う。
派生型
- CV9030/9035
輸出仕様。
表記の通り主砲を30㎜ないし35㎜機関砲に変更し車体を拡張して防御力・機関出力・航続距離を強化している。 - CV90120/105
軽戦車/対戦車駆逐車型。
前者はスイス製120㎜低圧滑腔砲、後者はフランス製105mm低圧ライフル砲を艤装した砲塔を搭載しFCSは現行MBTと同等とされる反面、防御力は追加装甲を用いてもMBTには及ばない。 - GrKpBv.90120
フィンランドと共同開発した迫撃砲システム『AMOS』を艤装した自走迫撃砲型。 - Lv.Kv.90
自走式対空砲仕様。
砲塔にレーダーを追加して対空捜索能力を向上させた。 - Stripbv90/Epbv90
砲塔から機関砲を外して前者は指揮、後者は観測任務を行う型。 - Bgbv90
砲塔を撤去してクレーン、ドーザーを艤装した回収車型。
関連作品
動画
MMDモデル
関連項目
脚注
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