ニコニコ大百科

883万

実はゲーム性って言葉もかなり厳密な定義が可能なのだが話が長くなるので
ここは実際にファミコン時代から現場で働いていたあるクリエイターの言葉を引用して

"「今のプレイは俺にしかできんだろう（ﾄﾞﾔｧ・・・」と
できるだけ多くのユーザーにできるだけ多くの場面で思わせられる余地"

としよう
因みに誰が言ったのかは忘れた

ビジネスだからこそゲームが商品でなりうるのでは

stargazer

ほうほう
それを引用すると、「金さえ払えば、（パターンが複数用意するにせよ）誰でも同じように強くなれる」という風に解釈ができそうなものだが

じゃあ金さえつぎ込めばトップになれる課金ゲーはゲーム性ないんじゃない？と思うかもしれないが
課金ゲーは基本無料の手軽さゆえに

「どのゲームにどれだけ課金すれば最も勝利と名声が得やすいか
自分の今持っている資金限界的に最大限の効果を得られるゲームはどれか」

という「そもそもどのゲームをプレイするのか」という局面で
すでにゲーム性が築かれているのだ

＞という「そもそもどのゲームをプレイするのか」という局面で
＞すでにゲーム性が築かれているのだ

その発想はなかった。メタ的なゲーム性だ。

＞「今のプレイは俺にしかできんだろう（ﾄﾞﾔｧ・・・」

この定義だと、ノベルゲームはほとんどゲーム性はないということになるな（まあ、「効果音・絵付き小説」と言われれば、その通りなのだが）

時と金なり

しいて言うなら
「この長時間プレイ（グッズ集めでもいい）は俺にしかできんだろう（ﾄﾞﾔｧ・・・」程度か

多数のゲームを次々とインストールしては手早くチュートリアルを済ませ
惹かれなければ即撤退して次のゲームに乗り換え
費用対効果が良さそうなゲームが見つかれば一気に課金して制圧
課金ゲー上位勢のプレイスタイルを見れば割とこんな感じだ

こういうスタイルが築かれる以上
ビジネス的都合だけによらずゲーム性の構築においても
課金ゲーはそもそも乱発せざるを得ないという特性がある

課金ゲー上位勢のプレイスタイルってそんなんなのか…

理解は出来ぬが、納得はできる

一つのゲームに執着する人じゃなくて複数ゲームで上位狙うタイプの人の話だけどね
特定の作品のファンじゃなくて所謂ゲーマー（課金ゲーにおける）

じゃあなんでそもそもゲーム性がそんなところに移ってしまったのかという話だが
これは情報社会の表れだ

ネットを駆使すれば、複数のゲーム情報が短時間で分かるということですね

昔は謎解きの難易度を上げたり操作の自由度を増やしたりで簡単にゲーム性が強められた
勿論技術的、アイディア的に簡単ではないが、少なくとも一つのゲームのなかで実現できたんだ

しかし今はゲームのシナリオも攻略法も調べれば簡単に出てくる時代
上のような工夫なんてすぐ看破されて最適化されていく
しかも後発のプレイヤーは先発をなぞっていくだけだからゲーム性を味わえないし
だからといって攻略を見ないのも最早一種の縛りプレイだ

攻略本の存在

便利さの代償

今までは数十人のクリエイターで一つゲームを作って、一人のユーザーを相手どって思いこませりゃ良かった
しかし近頃は僅か数十人のクリエイターで数万のユーザーを同時に相手どらなきゃならん
技術的にもアイディア的にも疲弊してきたところ
「どうせ調べられちゃうんだったら、そもそも調べるところに面白味を見出してもらえばいいんじゃない？」
と考えたかどうかは知らんが
ともかくそういう方向に舵がきられたのが課金ゲーってわけだ

というわけで課金ゲーは時代の流れに則った「ゲーム」だよ

支援

別の道もあったような気がするなあ

ここまで来ると、好き嫌いの問題だが

asia

第三の道

一般的な単語に厳密な定義て

とはいえそれがゲームとして確からしいからといってこのままでいいのかというと
やはり>>3901601の通り未来はないと俺も思うよ

古代遺跡

さっきも言ったが今は僅か数十のクリエイターで数万のユーザーを相手している時代
しかもゲーム性の構築のために多数のゲームを次々と制作し続けなければならない
こんな現状じゃ近く創造力に限界が来て業界が破綻しそうなものだ