特性とは、
- その物、人物、物品や物質等に特有の性質。
- ゲーム『ポケットモンスター』シリーズ等のポケモンの持つ要素の一つ。表記は「とくせい」。
- ポケモンカードゲームで、2.を元にした一部のポケモンのカードが持つ能力の名称。
概要(1)
人物や物質、属性が持つ性質。欠点も含む。
例(人物):「滋賀県の地域特性」「早稲田大学の特性は慶應義塾大学とは違う」
例(物体):「風に流されやすい」「火に強く燃えにくいが、摩耗しやすく高価」
例(属性):「くさタイプはみずタイプに強いが、ほのおタイプに弱い」(→三すくみ)
特徴との違いは、「それ当たり前じゃん」という点も含むこと。
例:「ペンキ:乾燥に弱く、放っておくと乾いてしまい再利用できない」
ゲームにおいては後述(2)のポケモンをはじめ
属性・スキルと併せてゲーム性・戦略性を高める重要な要素となる。
例(戦闘):ダメージ軽減、状態異常の無効化、特定条件下での攻撃力増加など
例(フィールド):所持品携行量の増加、解錠、鑑定、トラップの可視化や不発化など
ただし一部のアイテムやスキルでも代用される場合もあったり
相手やフィールドによっては相性が悪かったりと万能選手とは限らない。[1]
適材適所となるか、宝の持ち腐れ、産廃となるかはプレイヤーや運営、開発者の腕の見せ所となる。
似ているもの
特徴:(相違点)
他と違うところ。外見や見た目、欠点にも使われる。
ただし前述の通り「いやいや、それ普通、当たり前じゃん」な知識は除かれがち。
例:戦車は走攻守に優れているが、燃費が悪く視界が悪くて暑い …など
特色:(相違点)
他と特に違うところ。学校や地域の特性など。
あまり人間・生物には使われない。
長所の説明に使われる事が多い。(欠点にも使う事は可能)
特長:(長所)
他よりも優れているもの。
特徴(とくちょう)と同音異義語で被ってしまったり、利点・長所・メリットで代用されがち。
例:初心者でも扱いやすい、操縦しやすい、燃費が良い …など
特技:(長所)
技能・知識・資格など。隠し芸などもこれにあたる。(→スキル)(→資格)
就職活動など、アピールや自己紹介に用いることも可能。特殊技能とも。
稀に自虐や皮肉、風刺で欠点の紹介に使われる事もある。
例:漢検1級持ってます、バク転できます、雑学が豊富です …など
概要(2)
第三世代から登場した要素。1種類のポケモンに通常特性が1~2種類・隠れ特性(第五世代から登場)が0~1種類設定されており(例外あり)、個体としてはその中の一つを持つ。例えば「ねむり状態にならない」という特性(やるき、ふみん)を持つポケモンにさいみんじゅつやキノコのほうしを使い眠らせようとしても眠らせることができない。
特性のおかげで弱小タイプや種族値が貧弱でも活躍できるという場合も多く(チャーレムなど)ポケモンの強さを大きく左右する要素である。いかく、ヨガパワー、いたずらごころなど強力な特性もあれば、するどいめやはっこうなどあまり役に立たない死に特性もある。中にはなまけやスロースタート、よわきのようなデメリットしかない特性もある。(一応相手に押し付けるなど武器にもなる)
なかにはふゆうやそうしょくなどタイプ相性に影響するものもある。また、その場に出たときにかたやぶりのように表示が出る場合はそれで相手とどちらが素早いか判別できる。「ズガイドスはかたやぶりだ!」と表示が出て「だから何?」と第四世代でなった人も多いのではないだろうか。
関連動画
関連項目
脚注
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