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まほいくに栄光あれ！

ペチカは結局ほとんど活躍できなかったけど、前作の気弱なスノーホワイトやたまとの対比なのかなーと思った

遠藤浅蜊先生のお気に入り(何がとは言わないが)
多分limitedの中学校組(防衛班)やプリズムチェリーの話は若干の影響を受けてると思う

むしろrestartにおいては主役級に活躍してたような気がするんだが……

なにかと無念な最後が多い中では無力→葛藤→成長→活躍まで書いてくれるだけで破格の扱いだと思う

この娘が最後まで残ると思った。

名前の由来はロシア圏における暖炉を兼ねたストーブからだね。
魔王を焼き殺すだけの火力は持てなかったけど、みんなの心を暖めてくれる素敵な魔法少女でした

初見では表紙や一見強くない能力（こっちは実際強くないけど）からスノーさん枠だと思ってた

その後の二宮くんを考えると無常だな
最期は一番かっこよかった

泣きながら書いたってあったね、事実かは知らんが。

記憶を取り戻す前と後で覚悟の定まりっぷりがすごいよな。
プフレまでもが料理を好むほどの味だから、序盤から集合した時に料理を振舞ってみんなと情報交換する方向に持っていけたら、また違ったんだろうなとも思えるのが、本当に失ったのが残念だ。

狩人との戦いで「勇気」を出し、最期にあの娘を庇わなければ、間違いなく負けていた。（或いはあの場にいた誰もが欠けていても駄目だっただろうが）
その生き様に最大限の敬意を表したい。

ペチカが魔法少女になってから一年半というのは選抜試験をクリアしてからの期間を指すのかな。
じゃなかったら@娘娘が未成年で突っ込まれることなく飲酒してることになっちゃう（episodesとファンブックの短編から計算）し、そもそも選ばれたきっかけの林間学校と肝試しが春先に行われたとかいう妙な話になるし。

試験合格の経緯読むまで、毒殺か料理に中毒作用か洗脳作用があって試験潜り抜けたと思ってた。
ごめんよペチカ。

もしくは他の魔法少女と仲良くなって油断させたところをチキンブロスにしてしまうとか…

なんだかんだいって、黄金の精神の持ち主

最初はペチカを使い捨てる気満々のあのチームが嫌いだったけど最終的には一番好きなチームになってた

恋する普通の女の子で、他人を幸せにする魔法を使って、最後には勇気を振り絞って仲間のために散っていった彼女は一番の清く正しい魔法少女だったと思う

QUEENSまで含めた魔法少女の中で一番カッコいいと思っている

食事にバフ効果つけたりする成長があったかもな。少なくとも元気が出る薬とかは見たことがあれば作れそう

最後にクランテイルを守る所はボロボロ泣いた
本当に尊敬する主人公やわ

「「勇気」とは「怖さ」を知ることッ！
「恐怖」を我が物とすることじゃあッ！
人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ！！
人間のすばらしさは勇気のすばらしさ！！」
を思い出す主人公だった。

『魔法少女には「戦う魔法少女」と「戦わない魔法少女」がいる。だからといって「戦わない魔法少女」が弱いわけではない』

作者のつぶやきによると、「美味しいものを食べて人が喜ぶ顔を見るのが好き」だが「料理にこだわりがある訳ではない」ので、気軽に(あるいは雑に)何でも料理化魔法に覚醒したらしい。なんだかな。