_ , <:::::ノ ̄ ̄ ̄\ ,ィ:::::| ,...\ <:::フ _l_ 、 , l__`¨r::└--'-- 、__ L::::ヽ 「  ̄匚 .三l三 ヽレ r┐ニヒ /:::/ 〈:ノ <::〉 (:::> r::.、l __|_|_ 壬戈 」 の 兀 車 ⊂` の /l¨´ r::i <::) r:::::、 └‐'ヽ 『 土ヒ ノ\ r┬、 ヽl/ 圭 ┴ァlニ|コ />''"´ _二ニ --=ミヽ::ノ ,.-、 ノ 中にあるという 由 玉 V ノ 不 月 /lヽー|┘』を / x<l ̄ ー'´ィ'fラテ ヲノ_ ヽ:::ノ ヽ ……… ´ ` . / /l´ィtう f⌒i二´ 〈 {::::) _ r::ヘ わしは 仗助たちの中に見たよ……… . / /::::::ヽY7'"ヽ `='ケ'´ /"l レ' (::ノ ヽ:ノ \`二ニ:l \ノー、-、、 、| r:::、 ,.-、/ それがあるかぎり 大丈夫じゃ……… . ノノV/ー===ヘ ヾヽヾl___ _L::/ 「r'::::::V, 、__,.ィヽ } | | / _|H、 l |:::::::::{/l i l| lリ川/ /,.-.、i l_ヽ::::人l //ノ//〈 |l{::. リl ,.-─、__)ノ::| ハ`77¨ ̄ ∨ / ヽ一' . / /⌒ヽ‐':::::l/ | /:::\ ̄ ̄´V { ヽ::::::::/ ̄ l/:::: ヽ / /
概要
ジョジョの奇妙な冒険Part4「ダイヤモンドは砕けない」の最終話「さよなら杜王町―黄金の心」に中で初めて語られた概念。
吉良吉影の事件が解決し、杜王町を去る事になったジョセフと承太郎。しかし承太郎は、まだ杜王町に吉良のようなスタンド使いがいるかもしれないのに去ってもいいものかと心配していた。
そんな承太郎に、ジョセフは今回の事件に関わった仗助たちを見ていてひとつだけ言えることを語った。
それは、杜王町の若者は『黄金の精神』を持っているということ。
かつてわしらもエジプトに向かう時に見た………
「正義」の輝きの中にあるという『黄金の精神』を………
わしは仗助たちの中に見たよ………それがある限り大丈夫じゃ………
10年前にDIOという巨悪を打ち倒すべくエシプトを目指したジョースター一行が宿していた『黄金の精神』。それは東方仗助ら杜王町の若者の心にもあるとジョセフは語る。
ジョセフの実の息子・仗助が、名も知らぬリーゼントの少年や杜王町を警察官として守ってきた祖父・東方良平らから受け継いできたように、その「精神」は特別に教えなくとも、「優しさ」や「勇気」を知った人々の心の中に自然と芽生えていくものなのだ。そして、その精神は次なる世代にも受け継がれていく。
吉良によって殺された人の家族は、殺されたという事実も知らずいずれ帰ってくるのをずっと待つのだろう。吉良によって傷ついた杜王町の人々の痛みが深くあらわれてくるのはこれからなのだろう。
この痛みは町の未来にとって命取りになるか、いずれ消え去るだろうか、ぼくにはわからないと広瀬康一は独白で語るが、ジョースター家の当主としてその精神を示し続けたジョセフが語るからこそ、『黄金の精神』が根付いた杜王町には心配ないという説得力がある台詞となっている。
しかしこの台詞の直後、見送りに来た仗助がクレイジー・ダイヤモンドを悪用してジョセフの財布を小遣いと称して奪い、シリアスで感動的な流れをぶち壊しにする。黄「金」の精神ってそういう事か。その光景を見ていた承太郎も「『黄金の精神』を持ってるってセリフ……撤回するかい?じじい」と呆れた様子で皮肉る。
第四部を締めくくる印象的な言葉であり、続く第五部の副題である「黄金の風」(雑誌連載時、ジャンプ・コミックスでは「黄金なる遺産」)、および主人公のジョルノ・ジョバァーナのスタンド名「ゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)」に「黄金」という言葉が含まれており、『黄金の精神』とは立場が変わっても主人公らに受け継がれていく懸け橋と言えるキーワード、ひいては『ジョジョの奇妙な冒険』全体に通じる正義の心の象徴として、読者に広まっている。
また、ジャン=ピエール・ポルナレフは第三部終盤にて「DIOは「黒」!ジョースターさんたちは「白」。「黒」と「白」がはっきり分かれて感じられるぜ!傷ついた体でも勇気が湧いてくる。「正しい事の白」の中におれはいるッ!」と、例えは違えども同じような表現を使っている。
ちなみに第七部「スティール・ボール・ラン」では、この美しく描かれた『黄金の精神』の対極に位置する精神として『漆黒の意志(漆黒の殺意・漆黒の心とも)』という台詞が登場し、主人公ジョニィ・ジョースターの「いざとなったら人を殺せる漆黒なる意志」、即ち「正義」や「他人」の為ではなく「自分」の為に闘う暗黒面の精神を表している。
ついでの知識
- 名前の元ネタと思われるのは、カナダ出身のシンガーソングライター、ニール・ヤングのアルバム「Harvest」に収録されている楽曲「Heart of Gold(邦題:孤独の旅路)」。歌手名、アルバムタイトル共に第4部の登場人物である矢安宮重清とそのスタンド名ハーヴェストの元ネタになっており、吉良吉影が殺人鬼であることを知ってしまった時に愛する両親を守るために闘おうとした重ちーの心はまさしく「黄金の精神」と言えるだろう。
関連動画
関連静画
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関連コミュニティ
関連項目
- ジョジョの奇妙な冒険
- ダイヤモンドは砕けない
- 黄金の風
- ジョースター家
- 矢安宮重清
- 川尻早人
- 杜王町
- Great Days
- 真実に向かおうとする意志
- 漆黒の意思
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
- ジョジョ関連以外の黄金の精神
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