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今年の名人戦、羽生世代が絡まない戦いとしては1993年の中原誠対米長邦雄以来。

今期のA級順位戦は最終戦で6人が首位、6勝4敗で並び、挑戦者プレーオフになった。
一つ勝てば挑決という立場だった久保と豊島は地下からのスタートで、まさに地獄へ突き落とされた面持ちだったに違いない。

6人プレーオフとかフィクションで出したら即ボツになるような凄い展開だな……

プレーオフは羽生竜王(棋聖)が勝ち上がったね。
名人奪取となれば通算10期目、タイトル獲得数もキリのいい100となるので、ファンの方は注目されているでしょう。

こないだの名人戦第一局、レーティング上位のソフトですら意見が別れるレベルの将棋で
しかもお互いにそういうソフトの最善手の何れかと一致し続けてたらしいからあの日の羽生と天彦は「人間ではもう勝てない」と言われていた強豪ソフトと互角以上の領域で対局してたみたい
まあ、ソフトを比較に出すのはつまらんって人もいるだろうけど、逆にソフトがなければアレがそこまでの名局であるというのも一般人には伝わらないわけで
明らかに人智を超えたソフトがあるからこそ、そのレベルでも難解な将棋を指すことによって具体的にその異様さが分かる面もあるのだなぁと思ったよ

佐藤名人3連覇おめ
せっかくだからこのままストレートで第二十代永世名人になってほしい

渡辺名人

他のタイトル戦と異なり、勢いある若手がすぐ獲得できるタイトルじゃないのが凄く良い
何年もずっとトップクラスを保って初めて名人を名乗れるという

…その制度故に名人vs藤井七冠とかいうネタみたいな話が割とあり得る状況が少しずつ近づいているけど気にしない…

渡辺名人vs藤井七冠は残念ながら無さそうだ…

それでも渡辺名人vs藤井六冠だぞ

あの2三桂馬は悪手というより今までなら悪手とされてなかった手なんじゃなかろうか
渡辺名人は藤井六冠相手に「訳が分からない間に負けてた」って定期的に言ってる気がする

>>11
いや、さすがにそこが悪手認定は変わらなかったと思う（3三歩で手無しになってるから）
「角を取っても成算がない」と思わせるような将棋のつくりになってしまったこと自体が大きな意味での敗因ということになるとは思う（そういう見切りの思い切りの良さと正確さに関しては渡辺は歴代でもトップクラスなので）

将棋の長い歴史を振り返ってみて凄いなと思うのは、「こいつはモノが違う、将来絶対に名人になる」とプロデビュー前後に玄人筋（＝棋士間の評価）で騒がれた人は必ず名人になって一時代を築いてるんだよね。
中原、谷川、羽生、そして藤井。みんな期待に応えて実績残してるのは大したもんだと思う。中には一人二人ぐらい途中で道を踏み外す人がいたっておかしくなさそうなもんだけど。
渡辺については、デビュー当時はそこまで評判高くなかった気がする。「中学生棋士なんだから、もっと評判になってもいいのに」と思った記憶があるな。