カルナ 単語

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カルナ

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カルナとは、古代インドの叙事『マハーバーラタ』に登場する英雄である。

曖昧さ回避

  1. カルナ(ゼノブレイド) - ゲームゼノブレイド』の登場人物。該当記事参照。
  2. カルナ(Fate/Apocrypha) - 企画Fate/Apocrypha』およびゲームFate/EXTRA CCC』に登場するキャラクター古代インド英雄本人である。該当記事参照。

概要

太陽スーリヤの息子として生まれながらも、母親クンティーによって捨てられ不遇の人生を歩むことになった英雄

黄金の鎧と耳輪

父親であるスーリヤから与えられたもので、生まれつき体と一体化している。このがある限り、カルナが死ぬことはないといわれていた。

不遇な生い立ち

御者に拾われその息子として育てられたため、カースト制度の下層に位置付けられ、そのせいで様々な障害を受けることになる。如何に武勇に優れていようともクシャトリア戦士階級)でないことが原因で侮辱されたり、結婚を断られたりしている。

宿敵パーンダヴァ

カルナの母親クンティーはカルナを捨てた後にクル王パーンドゥの王妃となり、セックスができない呪いをかけられていた夫に許可を得て再び々との間に子供を作る。さらにクンティーは第二王妃にも々との間に子供を作らせ、その子たちも養育する。

この時産まれた3人の異と2人の義兄弟パーンダヴァと呼ばれ、カルナの宿敵となる。とくにその中でも三男のアルジュナはカルナの最大のライバルとなり、幾度となく衝突することになる。

恩人ドゥルヨーダナ

パーンダヴァ兄弟といとこ関係にあたるカウラヴァの100王子たちは王の継承権をかけて争った。その長男であるドゥルヨーダナは様々な策略をパーンダヴァに仕掛ける『マハーバーラタ』における悪役である。

しかし、カルナにとっては彼は最大の恩人にして友である。ドゥルヨーダナは(カルナがパーンダヴァに対抗するのに役立つという思惑はあったものの)彼に対して意をもって接し、一の王にまでしている。また、カルナが御者の息子であると辱められたときも、ドゥルヨーダナはカルナを擁護している。

これらの出来事を通じてカルナはドゥルヨーダナと友となり、彼のもっとも信頼する部下となった。カルナはドゥルヨーダナのために各を征して回り、パーンダヴァとカウラヴァの最終決戦であるクルクシェートラ戦争においても、ドゥルヨーダナの側についた。このとき、カルナは既にパーンダヴァ兄弟たちが自らのたちであることを知っていたが、それでもドゥルヨーダナとの友情を取ったのである。

カルナの最期

『マハーバーラタ』における最終決戦であるクルクシェートラ戦争において、カルナは宿敵アルジュナによって射殺される。

この時のカルナはインドの策略によって不死身となる黄金を失い、バラモンの呪いによって必殺技を封じられ乗っていた戦車は動かなくなるという状態に陥っていた。

カルナは死後、上にのぼり父親であるスーリヤと一体化したといわれている。

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最終更新:2024/04/28(日) 07:00

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