とろでん

とろでんとは、「涼宮ハルヒの激動」に登場する楽曲である。

概要

第十章「涼宮ハルヒの迷宮」にて登場。

涼宮ハルヒが「本能に訴えかける」「聞いただけで観客が踊り出す」ような曲が欲しいと願ったことにより、北高生が踊ることを止められなくなるという異常事態が発生。SOS団団員はこの現象を解決するため、異相空間へと突入。そこに存在する残留思念を消滅させるため、この曲「とろでん」に合わせて彼らとダンスを踊ることになる。

そしてダンスパートに移ると、長門有希の後ろに2つの謎の黒い影が登場。
直後に流れ出す幼女のような萌え声と奇天烈な歌詞で、ここまで到達したユーザーは度肝を抜かれることとなる。

ボス曲的な立ち位置の曲であり、この曲をクリア後累計スコアが30万点未満ならノーマルエンディングとなる（30万点以上なら第十一章に突入）。
譜面も最終盤に相応しく、ゲーム中最速（最強パレパレードとタイ）のテンポで連続ポーズを決めなければならない、難易度の高いものとなっている。

楽曲詳細

作詞・作曲はトカレフ、エレキテル（SHITAGI☆PROJECT）、編曲はQuerux（SHITAGI☆PROJECT）。
SHITAGI☆PROJECTは音楽グループ「ILLEGAL UNDERWEAR」が運営する同人音楽サークルであり、この3名はここに所属している模様。
またゲーム内には記載がないが、ボーカルはとろ美が担当している。

当楽曲はアレンジ楽曲であり、原曲はPS2ソフト「らき☆すた ～陵桜学園 桜藤祭～」内の楽曲「電波☆体操」。バックサウンドが一部共通している。
楽曲名は、制作時のファイル名「とろ美　でんぱ曲」をそのまま略した物である（とろ美氏のツイート）。

アレンジ元の曲名や制作時ファイル名が示す通り、この楽曲は所謂電波曲。「ブルマ」「ニーソ」などそれらしい歌詞が多い。この楽曲が使用されるのが異相空間という別世界であることを反映してか、涼宮ハルヒの憂鬱関連楽曲としては異質な楽曲である。
一方で、「宇宙も未来も超能力も」など涼宮ハルヒシリーズの要素を踏まえたような歌詞も見受けられる。

なお、当楽曲は「涼宮ハルヒの激動 ボーカルミニアルバム」には収録されていない。

踊ってみた

ニコニコ動画では数々の踊ってみたうｐ主を苦しめた曲の一つとして紹介されていることが多い。
出だしの脚の動きの時点で半端ないダンススキルを求められるのだ。

しかしながら、一度巧く踊れることができたならばきっと賞賛の言葉を浴びることになるだろう……。

関連動画

関連項目

• 涼宮ハルヒの激動
• とろ美
• 電波ソング
• ゲーム音楽の一覧